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南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

ポルコ・ロッソがホテルアドリアーノの上空を飛んで思うこと

今日もオランジーナ。

ORANGENAがオレンジーナじゃなくオランジーナなのは滑稽でならない。サルの一種みたいでもある。

街角に金正男

ふと気がつくと、視界の片隅に金正男さんが佇んでいる。

冗談だと思う方は、一度ジョンナムさんの特徴を捉えて似顔絵を描いてみてほしい。日本人の中年男性によく似たオーラが出るはずだ。

こんな記事で占められたんじゃ、廃業ホテル死体遺棄事件も形無し

米、シリア軍基地を巡航ミサイル攻撃。

現場近くで勤務し警察の捜査を一日中目の当たりにしていたので、昨夕の1面で詳報を見られると期待してたんだが、とてもじゃないが敵わないわ。

虫を連想して売れなさそう

「イチゴの佃煮」を作って発売してください。

夏も近づく...

発泡酒350ml缶が一気に飲める季節になりました。万歳。

季節柄ってのもなんだけど、桜パッケージのしか買う気にならない。四季を重んじる日本人の心である。

養老線で行く 春の谷汲

厳しい予算で企画した今年の日帰り花見旅は、谷汲山。結構名所だけれども平日だし年度初めなので混まんと予想。前日の天気予報は芳しくなかったが、猿投温泉に安んずるよりはと決行。樽見鉄道谷汲口駅から徒歩でも遠くない、という母の助言を聞かず、敢えて養老鉄道揖斐駅からアクセスしたのは、第一に交通費。同じ大垣を起点として、樽見鉄道の場合谷汲口まで670円+谷汲山までのバス100円なのに対し、養老鉄道揖斐駅まで410円+谷汲までのバス200円で、片道170円も節約できる。いずれの鉄道駅からも揖斐川町コミュニティバスが運行している。樽見鉄道乗り鉄してから年月が浅く、養老線の揖斐までは初。天候が思わしくないので全行程を公共交通で詰めたいし、樽見鉄道の谷汲口までは本数が限られる。以上の観点から、養老線ルートに決まった。
普段の出勤時間帯に出発。大学の入学式か入社式か、はたまた就活生なのか真新しいスーツ姿の群れあり。この時期特有の新参者のせいで混雑した金山駅ではダイヤが乱れ、気分が悪くなって倒れ込む女性もいた。幸い私の乗継スケジュールに支障はなく座席も確保できた。養老鉄道と水晶の湯以来の養老線。田園地帯をのんびり軽快に走り、意外と早く終点に着いた。

揖斐川町

揖斐川町コミュニティバス名阪近鉄バスが運行している。ほかにも大野町営バスや池田町コミュニティバスが乗り入れている揖斐駅前。委託ながら丁寧な進行指示とハンドル捌きが印象的。揖斐川町中心部には反物の老舗など古い商店が建ち並んでいて、寄り道散策の価値あり。町役場前には「国歌に詠われているさざれ石」なる岩石が置かれていて目を引く。街の随所に特徴的な石が点在し、石材店も見られることから町の特産品であるようだ。バスのアナウンス機器のせいかもしれないが、上新町(かみじんまち)や本揖斐(ほいび)など訛ったような読み方の地名が多い。名鉄駅の跡地である本揖斐は廃線になってから久しいのに、いかにも軌道を舗装し駅舎を更地にしただけの不自然なバスロータリーとなっている。
この後、小さなトンネルもある峠を一つ越え、谷汲へ至る。華厳寺参拝客用駐車場にある谷汲山バス停までは乗らず、一つ手前の双門前で降車。

名鉄谷汲駅

寺参りより先に行っておきたかった場所。前述の本揖斐駅揖斐線)ともに廃線となった名鉄谷汲駅の駅舎と車両が保存してある。

隣接する「昆虫館」*1に興味はなく、缶コーヒー片手に旧駅構内へ。
 モ750形。

モ510形。車内はクロスシート
 全貌。
花見目的なので、これ以上展示は控えるけれどもとても興奮した。またiPhoneのカメラが高画質で感激。

谷汲山華厳寺


山門前の売店にはおにぎりやサンドイッチだけで適量の弁当がなかったので諦める。参道に入ると、串カツ、焼だんご、五平餅といったイイ香りが漂ってくる。また、柿大福や鬼まんじゅうなど土産にしたい菓子も並んでいる。閑静な谷汲地区の中で、この仲見世界隈だけがツアー客などで賑わっている。ここにも石彫を扱う店が数件構えており、「菊石」という語が目につく。参観前の腹ごしらえに、椎茸うどん(550円)を啜る。椎茸もこの辺りの特産で、干し椎茸が安く売られている。

華厳寺は、西国三十三所第三十三番札所、天台宗の寺院。
 仁王門。
 石畳の道。
 本堂。
びんずるさん側から裏手へ回り、仏様に大量のお札が貼り付けられた阿弥陀堂なども参る。さらに高台を上がると、
 満願堂。
満願(結願)、すなわちここが札所巡りの終着点である。
 玉のデカい狸たちw

華厳寺奥の院

境内に開花する花は少なく、暇なので奥の院へ。満願堂脇の山道をしばらく登り始めて、ふとどのくらい距離があるのか不安になった。慌てて検索し、「1.5km、30分程度」という情報を得て楽観。雨が降り出すまでに下山できればいいや。東海自然歩道や林道と交錯しながら、三十三札所を模して設けられた祠一つ一つに合掌して登る。時折倒木が道を阻んだり険しい箇所もあったが、小さな滝などに癒される。
 奥之院。道はさらに妙法ヶ岳へと続く。
梢のざわめきが雨音に聞こえるも、境内へ下りるまで降られてはいない。
下山後楽しみにしていた串カツは結局買わず、仲見世の随所に咲く花を愛でてブラブラ。


今年は桜の開花が遅く、まつりの期間とズレてしまった、というような地元民の声がきかれる。折角咲き始めたと思ったら、雨に流されてしまう。

満願の湯

今回の日帰りスパは、元湯谷汲温泉満願の湯。観光施設というよりは地元の銭湯と捉えるべき造りと利用度である。14時半過ぎ、ちょうど駐車場へ踏み入ったおりに雨が降り出す完璧なタイミング。
入浴料500円。やや熱めの湯で、銭湯と変わらないタイル張りの浴槽。母が訪れたころにはなかったという露天風呂は、雨除けが狭くて天候上難儀だった。面白いのはサウナ用の水風呂が屋外にあることで、冬だったら水浴前に冷えるな、と。
 湯上りに、ローカルな「たなはし牛乳」は美味しかった。雨天の仲見世へは戻れないので、簡素な売店に「椎茸のうま煮」を見つけ土産とする。
仁王門前の料理旅館「立花屋*2の宿泊客が女将さんに引率されて温泉を利用しに来た。銭湯の体裁をしているが、地下1300mから汲み上げるれっきとした温泉である。立花屋も温泉旅館として旅行サイトに載っている。

一時はかなり激しい雨脚だったが、ほとんど濡れることなく帰宅。観桜こそ些か寂しかったものの、天気に行程を乱されることもなく交通利用も予定通りで偶然山歩きもできて満足な小旅行でございました。

*1:おそらくギフチョウが主役だろう

*2:「満願の湯」運営者

Facebookは、

他人事を閲覧するSNSである。

 

発信する人も、自分にはどんな思い入れの強いイベントも所詮他人事(しかも毎日刻々と大量に流され、瞬時に通過していく)として扱われるということを認識していてほしい。