南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

河南旅游集

郑州地铁(郑州2014年号)

(许昌第三次(许昌学院)よりつづく) 白酒の香と一夜の興奮冷めやらぬ早朝、静かに出発。南へ暫く歩き莲城大道に出て、公交2路(たぶん)で许昌东站近くの仮設みたいなバスターミナルへ。南方各地を発してきた郑州行きの長距離バスが駐留し、流水で客を拾っ…

许昌第三次(许昌学院)

これは、午前中会いに行った河南大学の老师から留学中お世話になったK先輩が许昌にいることを知らされ、挨拶だけでも、と電話したところ、「ぜひお越しください」と言われて急遽訪問を決断したものである。平原編を終えて一晩寝たっきりで疲れが残るものの、…

郑州中牟再訪(三轮摩托车撮影)

留学時代に魅了された中国式三輪乗用車(三轮摩托车)オリジナル画像収集とサブブログI Will Get Themの模様替えのため、2009年10月以来の中牟を訪れた。5年前の郑州中牟(Zhongmu)县城ではカメラを持参しなかったため、長年これを果たせず悔やんでいた。旅の…

平原編5:新开城际公交

(平原編4:鹤壁(Hebi)浚县(Xunxian)(浮丘山)よりつづく) 何かと相性の悪い新乡だが、公交(バス交通)施策の面では非常に高く評価している。昨日見かけたレトロ風車両の導入も然り。市内限定路線と郊外延伸路線との運賃格差設定*1と、後者の市内快速運行…

平原編4:鹤壁(Hebi)浚县(Xunxian)(浮丘山)

浚县は計画当初まったく眼中になかった。濮阳と新乡の繋ぎ目は滑县で十分と考えていたが、ふと『河南省交通图册』の浚县域内に書かれた浮丘山というのは、县城に近いのだろうか、とGoogle Mapで検索してみた。すると、町のど真ん中にあるではないか。急に一…

平原編3:濮阳县(挥公陵)

(平原編2:濮阳再訪よりつづく) 昨夜登記したところへ退房しに行ったら、家族らしい男性が「マネー」と押金を返し「バイバイ」。少し拍子抜けした。路地口には朝飯屋台が幾つか出ていたが観光のスタートを切ってしまう。县方面へ行きそうな公交3路を行き着…

平原編2:濮阳再訪

(平原編1:山东聊城(Liaocheng)阳谷(Yanggu)(景阳岗)よりつづく) てっきり今来た道を戻って台前を通るのだと思っていたら、台前どころか范县(Fanxian)にも入らなかったみたいだ。莘县(Xingxian)と朝城(Chaocheng)镇の汽车站に入場しながら、范县の目前で…

开封开封府

半日先行で到着し早めの行動で過ごした結果、滞在最終日の午後が空いた。朋友に会える当てもなくなったので、観光の時間にできた。予てより候補として开封府,百塔寺,さらに余裕があれば通许县をと考えてきた。天気が悪く寒いので、近場でメジャーなスポッ…

开封州桥

中山路と自由路の交差点(通称相国寺交差点)の南側に位置する。遺跡の標示(画像)は、南西角に建つ三毛时代购物广场(大三毛)の前にある。アクセスは火车站から4,29,31路が標示のちょうど向かい側に、1,9路が大三毛北側に停車する。 留学当初からその…

开封河南贡院碑

贡院とは、科挙の試験会場のこと。この史跡は河南大学老校区内にある。この学び舎の所在地が、古くから学問を極め立身出世を目指す場所であったことを示す、いわば礎のような文物。 河南大学キャンパスの西部を南北に走るストリート、その名も“贡院路”沿いに…

周口(Zhoukou)鹿邑(Luyi):太清宫,老子故居

开封帰郷旅行の寄り道企画。もともと留学中に商丘経由の日帰り旅(沿線から離れた観光地を鉄路利用で往復する試み)として計画。帰国後は商丘第2Rツアー(北京起点)に編入、亳州から入り商丘に出るか睢县(Suixian)に渡るルートで設計。今回の目的は开封に帰る…

开封金明池公园

今回の开封滞在最終日。入場無料で甲羅干しのできるところといったら、ここしかないだろう。龙亭などに置かれた再現模型によると、宋都の時代、ここは大きな湖だった。現在残っている明清代の城郭よりずっとずっと広大な都の、ちょうど西門を出たところ*1。…

开封开封星(記念碑)

こんな小さなスポットを挙げると、州橋*1もちゃんと書け、と叱られそうだ。市内各地に点在する記念碑を全部列記していたらキリがない。とくに解放路には訳分からない碑がいっぱいある。主に党関係の史跡だ。でも今回のは新しい、というかつい最近建てられた…

开封博物馆

はじめに、今回は時期的な関係で、とくに一階の展示において建国60年の装いが強く、通常とは異なっているかもしれないことをお断りしておく。 さて、开封博物馆は、レプリカだらけで見る価値がないと言われたり、开封の伝統民芸である年画の企画展をやってい…

开封万岁山森林公园

年票未訪シリーズ第二弾。ていうか、刘少奇陈列馆は結局観なかったので、一弾目。森林公園は入場料も安めで、学生らから好玩なところだと聞いていたが、一度も行ったことがなかった。その理由はアクセスの悪さにある。場所は、城壁の北辺。城壁と外环路の間…

郑州BRT(郑州2009年10月号)

BRTとは、Bus Rapid Transit(中国名:快捷公交)の略称で、要するに専用通行帯を走るバス交通である。名古屋で言えば基幹バス、特に道路中央を運行する基幹2号線とまったく同じスタイルである。システムや路線などについては中で詳しく述べることとする。そ…

郑州中牟(Zhongmu)县城

县城を歩くというのは、何か一つでも景点があると面白いものだが、そうでないとよっぽど雰囲気のある町でなければ足労である。ところが今回は、観光以外に目的があって、敢えて訪れた。中牟*1は既に、官渡古戦場*2の際に入境しているが、中心地には行ったこ…

汝州温泉編3:さらに田舎で元宵节を過ごし、帰宅の途

朝風呂 8時半ごろ起床、7時を回っているのに今度は暖房が入っている。一昨日暖气管をじかに触って、火傷するぐらい熱かった。残り湯(完全に冷水だけど)に加水して朝風呂とする。この朝風呂は、初めは寒くて、だんだん腹が空いてくるのが醍醐味である。いい…

汝州温泉編2:温泉镇、汝州(Ruzhou)市区(中大街・钟楼・法行寺塔・煤山公园)

温泉町散策 3時間睡眠で寮を出たし、リンゴ一個のカロリーで往路をたどってきたので、やっぱり疲れがどっとこの一晩にあふれ出た。夜だけでは済まなくて、9時半まで寝ている。昨日の不安定な天候から一転して、充分陽が高く昇ったころ、漸く動き出してとりあ…

汝州温泉編1:温泉(Wenquan)镇へ

はじめに ユーチューブで温泉動画を観ていたら、河南の温泉に行かねば日本に帰れないような気分になった。この2,3日前に、温泉に実家があるという学生に連絡したところ、是非是非ということで決定はしたんだが、ちょうど天候が悪化し始めたところで日程を定…

开封龙亭(菊展編)

开封菊花展最終日、ポロリと「まだ菊祭りを見てない」と漏らしたら、同学が午後「チケットが残ってるから」と呉れてしまった。しかも龙亭と相国寺の2枚。HSKまで1週間もない。石随さんは体調を崩して1枚も使ってくれない。嬉しいやら困ったやらであったが、…

三门峡編3:渑池(Mianchi)仰韶村文化遗址

一夜明けて せんべいのように乾いてしまった白吉馍で軽く腹を満たして、宿を出る。明るくなって改めて見る駅前は、大部分が空き地であった。駅と宿屋街の間に空白がある感じだ。ここまで小駅になると、もはやコンコース的高台もなく、車数台分ほどのスペース…

三门峡編2:灵宝(Lingbao)函谷关

切符購入で一悶着 7時半ごろ起床。旅社によっては8時ぐらいまで外に出られないこともあるが、ここはさすがに駅前。出る前にトイレを探すが、表示に従って進むと裏路地に出て5角便所に行き当たったのでバカバカしくなってやめた。 さて、今日は何が何でも切符…

三门峡(Sanmenxia)編1:河南の西端

洛阳とセットで行く予定だった三门峡は、洛阳編で体調不良のため旅行を持続できなくなり、急遽切り離された。三门峡はその知名度に反して、意外にも『地球の歩き方』に掲載されている。おかげで河南省は、掲載スポット数最多省の一つである。同書における三…

郑州巩义(Gongyi)

これは個人で計画していた*1ものだったが、突如大学側主催の小旅行(遠足?)として企画され、そっちに参加することで交通費と参観費がありがたく浮いた。 午前8時集合。ベトナム人が大量に集まったのと、国際交流処処長が参加したのとが関係してか、教授しか使…

开封宝珠寺

水滸伝を熟読して开封に来た私にとって、何故か大相国寺よりも宝珠寺のほうが脳裏に強く残っている。もしかすると开封市内で最も私をここへ引き寄せる力を持った、神秘的な景点かもしれない。それだけに長い間暴かないで過ごしてきた(笑)。 龙亭潘家湖南東隅…

开封翰园碑林

今回は、年間パスの有効期限に焦りを感じたラッシュ参観だが、この翰园は何故今まで来なかったのか、非常に悔やまれる。もっと早くに訪れていれば何回でも通ったのに。そう思わせたのは、園内北方にある碑廊である。楷、行、真、草、ないものはないと言わし…

开封天波杨府

相国寺の撮影に失敗したものの、本来枚数も足りなかったし、この天波杨府および後記する翰园は先ず撮ることを意識しないで見物しようと思った。 鼓楼广场から15路で終点が天波杨府である。龙亭、杨府、翰园は各々内側でリンケージされていて、どこが正門なの…

许昌鄢陵(Yanling)兴国寺塔

兴国寺塔というのは大変謎な文物であって、数々の情報が氾濫して一体どちらが本物なのか定かではない。古い書物やインターネット情報では尉氏县城内となっている。これについては、私がこの目で確認した限りでは「古塔」と称されるに過ぎなかった*1。それに…

信阳編4:帰路2

静かといえども、照明は寝るには明るく、また盗難も怖いので転寝が精一杯。授乳シーンをよく見て、目の保養。幼子を連れての帰省は本当に辛苦である。 2時過ぎ、牛乳が飲みたくて売店を廻ったが気味悪いほどに一掃されていて買えず。極度に眠くなったり、疲…

信阳編3:南湾、帰路1

朝8時、頭痛もとれてスッキリ、板栗をしばしバリバリ食って出発。公交2路に乗って終着が南湾湖景区。浉河(南湾水库を水源とする)が流れるため、信阳の市区は狭い。中山路と东方红大道の交点が中心地だが、その繁栄度は开封と競ると思った。この地の気候な…

信阳編2:鸡公山

下調べ:市区より南へ38km、駅前からバス有、約10元。山頂までは行かず、鸡公山バスターミナルが終着。鸡公山景区入場料は30元程度。 鸡公山は、自然保護区であると同時に、民国時代欧米諸国の別荘が数多く建てられた四大避暑地の一つでもある。景区内に蒋介…

信阳(Xinyang)編1:信阳へ

中原河南でも史跡文物の乏しい信阳には、留学生が足を運ぶことは少ないだろう。皆無に等しいかもしれない。私はもともと史的観光資源に限らず、些細なものにも魅力を求める旅が好きなので、今回のような有山有水を訪ねる旅も大歓迎である。歴史とか伝統風俗…

郑州黄河游览区

郑州には何度も行っているが、景点を征服していたわけではなかった。特に黄河に関しては、この游览区と花园口の2つがある。いずれもアクセスは容易でないし、一人で行くのもナニである。今回はK先輩と石随さん、短期留学の3人に一人旅の人を加え、更に郑州在…

洛阳編3:洛阳古墓博物馆,关林,帰路

2晩続けて腹下しと歯痛に見舞われ、洛阳のみで切り上げることを決断した。体調不良のときは3食食うべし、と今日は朝飯に大米粥と包子を食べる。少し量が多いが昼と夜にあまり食欲がわかないので、食べられるときに食べておくのも良い。次に、今夕乗れる列車…

洛阳編2:白马寺,龙门石窟

今日は、白马寺と关林の予定を組んでいたが、1日いっぱい使えるので郊外を優先して、白马寺と龙门石窟のセットに切り替える。朝は体調不良を感じないこともあって、いつもどおり朝飯抜きで日程に入る。宿*1の前からバスに乗り、まず西关へ。火车站から白马寺…

洛阳(Luoyang)編1:往路,王城公园,洛阳博物馆,老城区

まえがき 洛阳にまえがきをつけるほどのこともないか。河南省の中でも、中国六大古都でなくとも一度は訪れておかねばならない唯一の都市である。そういうところは常に漠然としたプランをもっていながら、いざ行くとなると案外めぐる順序が定まらなかったりし…

安阳-南阳編5(南阳第二天:武侯祠,汉画馆)

通勤ラッシュに参加? 朝はまたパック牛乳一つ。オバはんに一言かけていこうかと思ったが、誰も構ってくれる気配なし。地図を買って、駅前北方面のバス停に立つ。武侯祠に行くバスは分かっていたけれども、両側とも混雑が激しくて、逆方向の1路に乗車。建设东…

安阳-南阳編4 (南阳第一天:府衙,白河游览区,医圣祠)

引き続き列車の中。時刻表では2分のはずだったが、新乡の停車時間が異常に長い。快速といえど、しょっちゅう追い越しを受ける。停車駅でもないところで2,3本見送ることもあった。新乡では出入は少ない。 郑州に期待したが、さすが全国有数のターミナル駅。下…

安阳-南阳編3 (安阳第二天:殷墟)

何となく疲れが残るので、8時半まで休んで退房。疲労のあるときは特に朝飯を要す。八宝粥と包子3個。一人旅(中国)で初めてまともな朝食。 殷墟宫殿宗庙区 韓国人同学の俞君も言ったが、火车站から殷墟へのアクセス、特に公交が不便である。駅前ターミナルに…

安阳-南阳編2 (安阳第一天:岳飞庙,袁林,天宁寺)

蚊がうるさくて、4時くらいから眼が覚めている。とにかく体だけは休ませようと、クーラーをつけたり消したりして心地よさを造成。明晩はクーラー全開で寒すぎにして、布団をかぶる作戦で対抗しようと思った。 7時半出発。大抵駅前ってのは少なからず小摊儿が…

安阳(Anyang)-南阳(Nanyang)編1:安阳へ

夜行列車を偶然時刻表から見つけ出し、安阳と南阳をドッキングする羽目になったのは、外办に午前中呼出を受けたからである。千葉さんの通帳を領収し、ついでに自身の予定を報告する。逆に都合が良かったかもしれない。 さて、長途バスであれ、正午に出発した…

郑州河南博物院

郑州の市内交通は複雑で、200も300も路線があって、その番号に規則性が無い。たとえば花园1路とか管城5路とかエリアで分けたほうがよい。けれども都市内を貫くのもまたバスなので、その複雑性は避けられないのだろう。博物院へのアクセスもバスがベストだ…

开封朱仙镇 开(启)封古城壁

今回は千葉さんとK先輩と3人で朱仙镇へ行く。各々別の機会で镇の古跡は参観済みだが、今度はさらに農村地帯へ踏み入り、戦国時代の启封(开封の旧称)城壁(一部)を探す。これもやはりマイナー中のマイナーで、尋ね尋ね迷って探し当てた感動モノである。 朱…

郑州登封(Dengfeng)观星台

「地球の歩き方」名所制覇の一環であり、天文ファンとして多少不便なところでも行っておきたかったので。端午節の3連休中日、即ち端午節当日なのであった。 33路で金明广场より郑开に乗車。無座なのはいつものことだが、近頃郑州側の終着点が少し変動してい…

开封杞县(Qixian) 〜完全な失敗探訪〜

目標は、开封旅游网でゲットした2件の文物景点で、いずれも杞县人民政府付近であると記憶していた。時間と気分に余裕があれば、县城よりさらに郊外の宗店をも目指したかったが、世の中そうも甘くない。 郭ラオシーからの任務、「苹果园」の鸡蛋灌饼を朝食と…

开封尉氏(Weishi) 兴国寺塔

先回の许昌編2回目で寄り損なった尉氏。私の地図上で尉氏县の南方郊外になっている兴国寺塔は、K先輩のおっしゃるとおり、ネット上で县城内と確認された。县汽车站南100m。なかなか良い条件。 さて、今日は突如午前の授業が休講になって暇なので、尉氏ぐらい…

开封朱仙(Zhuxian)镇

兰考に続き、市区でない年間パス景点。岳飛廟が割りと有名なところ。尉氏と合わせて行くつもりだったが、天候が今ひとつなので昼過ぎには引き上げ。 午前8時宿舎を出るが、中山路の聖火リレー準備舗装工事のため、相国寺に接近するバスが今一ない。一人でタ…

第二次许昌2日目:许昌灞陵桥・禹州・长葛(Changge)

昨日は偶然が偶然で良かったけれども、一度便乗してそれに慣れてしまうと一人になったときに駄目駄目なのな。 6時半ごろ何となく起床になって、旅社を退去して、朝飯を食べてから別々の行程を歩むことになったわけだが、いまさら南阳を目指すわけにもいかぬ…

第二次许昌1日目:张潘镇

これは本来许昌の予定ではなく、许昌経由で南阳に向かおうとしていたところ、许昌行き高级车でK先輩*1と遭遇してしまったのが始まりである。まぁ徒然にでてきてしまっていたから、帰ってから思えば随分と身のためであった。 さて、方便面を食ってから出発し…