南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

小泉内閣タウンミーティング

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 ≪2月28日、小泉総理は総理大臣官邸で開催された「タウンミーティング イン 官邸 アンド 遠野」に出席した。今回は100回突破を記念して、これまでのタウンミーティングの参加者の中から招かれた11名が、小泉総理と直接対話した。また、同時開催されていた岩手県遠野市の会場と中継で結び、小泉総理と遠野市の参加者との対話も行われた。小泉総理は、「政治は一部の人間が行うものではなく、皆さんと一緒に作っていくもの。タウンミーティングの中で出た様々な意見を参考にし、政策に反映して改革を進めていきたい。これからも積極的な意見をお願いしたい。」と述べた。≫小泉総理が活き活きするときだ。若手と話すとき、パフォーマンスができるとき、自分をアピールできるとき。タウンミーティングは本来そういうものではないんだけれども。自民党をぶち壊すと銘打って政界に飛び出した小泉純一郎が、結局構造改革にゆきづまりを見せている。これは総理が、多数派が政治を握るという理念を理解していないからだ、と感じる。共産党でも明言する、この多数派が政権をとる、という理念は、首相単独で奇抜な政策案を出し、気の進まない官僚に具体化と執行を命じ、党内でも大グループを作れない彼には、分からない話なのかもしれない。しかし、今のタレント感覚はそういう一人で格好付けて頑張るタイプがいいらしい。政界にない要素を巧く作り上げるかどうかが、政策をまとめるよりも重い小泉総理への課題ではないか。そのためにはタウンミーティングで一般国民の意見を聞くのもいいけれども、もっと我々も彼の主張を聞いてやろうぜ。賛否は別、まずは聞くこと、そこに対話と論争が生まれ、駆け引きの中で政治のストーリーが築かれる。総理もオフレコ気にせずに主張を突き出してくれると、国民も反論する気合が出る。結:教育介入とか、軍事論とかズバリ国民に挑戦してくれ。【2004/03/02/AM】