南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

仮想新聞シリーズ7:乗車制限する駅員を聴取

事故発生から2ヶ月、ようやく運転が再開された福井山線の伊民駅で、同駅に勤務する駅員が事故時間帯に発車する電車への乗車制限を行っているとの、多数の乗客からの通報を受け、兵娯県警が同駅員を事情聴取した。聴取を受けたのは、福井山線伊民駅に勤務する藤田公義駅員で、通報によると同駅員は運転が再開された今月19日以降、09時10分ごろに伊民駅に到着する電車を利用しようとする乗客に対して、車内が混雑していないにもかかわらず後続列車を利用するよう呼びかけたり、乗客を静止させたりするなどの行為をとっている。
聴取に対して藤田駅員は、「普段から自分は霊感が強く、この時間帯の車内には事故の犠牲者である死者の霊が数多く乗車している。この状態で生身の人間が乗車したら、霊が押しつぶされてしまうと思うと痛まれないので、やむを得ず乗車制限をしている。」と話し、さらに「一度乗車して除霊を試みたが、しばらくは不可能だろうと思った」とも加えた。ちなみに霊は事故現場ですべて降車したという。
県警は、しばらく検討したうえで、乗客に詳細な説明をし特例で乗車制限行為を認めるとの見解を示した。一方で鉄道会社は、そのような行為は円滑な運行の妨げになるとして、藤田駅員を訓告処分にするとしている。