南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

北海道滞在中の政界動向と小泉内閣総集編?

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 北海道旅行出発からちょうど一ヶ月が経過した。旅立ってから12日もの間は筆者にとって、社会的には全くの空白であった、と言ってよい。寧ろ、社会的な束縛から完全に解脱し、大地に一人身を置いて存分楽しみたかった訳だが、その時間は余りにも長く、まるで浦島太郎のように帰宅することになる。支笏湖YHで日経新聞を、ウトナイ湖YHとフェリー上で2,3度テレビを観たほかは、全然情報を得る機会が無かった。郵政解散とそれに伴う衆院選準備は既に始まっていたと思うが、その後の政界動向には非常に疎い。一応旅先で得ていた情報として、国民新党新党日本の創設、亀井静香氏と同選挙区にホリエモン出馬表明、の二つがある。いよいよ自民党が、旧態の自民党を離脱し、アメリカ式の競争至上主義を邁進する政党へと移り変わろうとする様が浮き彫りになったようには見える。そして、郵政民営化に反対した野田聖子氏に、いわゆる同性対決を前面に出した若手女性を擁立。安倍元幹事長と同様、若手起用をみせることで、党刷新らしく形作る。汚職と古株の党員をあぶり出し、一見自民党破壊を実現し純粋な党建設に動き出したように感じられる。
 野党側からは、「小泉劇場」と揶揄されてきた小泉政権だが、その芸術的手法はいかなる目的を持っているのか。「民間にできることは、民間に」、「地方にできることは、地方に」。まさにこれがキーワードになると思う。彼の政策の全てがここに集約されている。官民癒着を打破するには、民間への事業転換が先決であり、またそれにより経済の活性化を民間に任せることができる。公務員や官僚の蔓延る公共事業を、一気に民へ開放すれば、確実に抵抗勢力が出る。それこそが、癒着と汚職の証拠、と切ればいいのだ。簡単に党破壊ができる。自分に有利な政党を作るという意味では、綿貫氏ら離党者の心境も理解できないではないが、筆者としては彼なりの自民党への愛着ではないかと思う。つまり、愛するものを改革する、改革することによって自分も鍛えられ良くなっていく。その実践を国民が見ることによって、国を真剣に改革する、要するに構造改革への支持を思わせたかった、ようにも感じられないか。小泉純一郎は、行動派の芸術家だが、常に注釈を一つも入れない。そこに今回の解散選挙がある。
結:手法には、全てが繋がる糸(意図)がある。【2005/09/10/AM】