アンケートで、結果を終了後公開にする実験をしてみた。周りの回答に左右されない、個人の独立した判断をみたかった。質問の内容については、日ごろ大学から帰る時カップドリンクを買うのだが、ＥＶの中で飲んじゃいかんのかな、と何気に思ったことに由来する。我がキャンパスは結構高所にあって、正門を出るまでに長い階段がある。飲みながらだといつもEVを使うのを躊躇って、階段を頑張っておりる。100人使って聞いてみた。
まず失敗なのは、明らかに男性よりのサンプルになったこと。男７女３というのは、実施した時間帯によるところが大きいと思われる。しかも各選択肢における男性の数値が、全体の数値とほぼ一致する。じゃー、女性の結果はどうかというと、意外にばらけた。
それから年齢も20代と30代で全体の7割をいった。これは時間が関係するのかは分からないが、この質問にあえて年齢範囲をつけるほどのことでもないだろう。20代はほぼ全体のラインに沿っているが、30代は「場合で判断」の色がやや強まっている。その傾向は、サンプルが少ないが40代でも継承している。逆に20歳未満では「別に問題ない」も色濃い。100人では如何ともしがたいが、「よくない」と考える人が圧倒的を占める中で、それ以外の選択肢にどう流れたかが多少読める気もする。
あんまり意味が無いが、途中経過を簡単に述べると、20件〜40件くらいまでは「よくない」が75%でダントツ。その後、下2項目がやや伸びて、「よくない」派は停滞した。結果60件〜80件の時点では、同派が6割を下回り、何となく不安な状態にもなった。「問題なし」はコンスタントに1割をマークしていた。
