南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

開封と河南大学

若干マイナーな旅行書籍を漁らないと開封が出てこない。これには驚いた。開封なんて断然知れた観光都市でしょ、と大きな声で言いたかった人間だからだ。2冊ほど見た結果をまとめてみる。開封は人口70-80万人の町で、物価はかなり安い。同市を含む開封県は人口約400万。70km離れた河南省省都鄭州は人口約230万で、鉄道の大幹線である京広線(北京と広州を結ぶ)と隴西線(シルクロード鉄道)の交差点にあたるため、交通の要所。開封の事実上の玄関口はここになる。
開封の中心部は城壁で囲まれ、城内北東部に大学はある。駅からは4,5kmといった感じだ。北宋時代に都として栄え、また三国志の魏時代の頃などの史跡が豊富。鄭州との間には古戦場もあるみたいだ。梁山泊は遠そうだけれども、開封だけで2,3ヶ月は楽しめそうだ。って愉しんでる場合じゃないか。
河南省を愛知県にたとえると、鄭州が名古屋で開封豊橋だ。人口・都市規模的にも互いの距離的にもぴったり。違うのは、省と県(日本の)のスケールの差と、開封の史跡の多さくらいだとおもう。
もぅ半ば河南大学に決めている。