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南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

桜島線&関西本線制覇“乗っただけ”企画

先日の予告どおり、中国長期留学の事前オリエンテーションに行ってきた。大阪ではこれ一回しかないので、私のようにまだ入学許可書が届いていない方も何名か居ったが、西日本在住の方はやむを得ない。説明内容は、出国準備、中国での入学・入寮手続き、お金の管理・送金、滞在生活の注意点であった。特に重要なのは、やはり金銭の問題だ。留学全体で約100万のお金を動かすわけだから、せっかく汗流してバイトで稼いだ分を不当な形で中国に投棄することになってはたまらない。報名費(登録料)、寮費、授業料としばらくの生活費は持参して、残りの生活費等は現地の中国銀行で口座を開設して、そこに日本から送金してもらうのが適当だと思った。しかも寮費と授業料は分割払いが可能だそうだから、さらに最初の持込金は下がると見た。台湾に旅行したときは約9万円を全部台湾元に両替して、ずっと肌身離さず所持していたが、留学ではこんな物騒な行動はできない。しかしトラベラーズチェック(TC)は使用経験がないし、中国内陸では使用できる環境も少なかろうから、これは特に選択肢に入れたいとは思わない。レートがいいときに適度に両替して現金で使うのがまだマシ。あと、中国への送金は日本の郵便局から中国銀行へ送る方法が、最も効率的だと思った。約4〜7日で送金されるし、手数料は送金金額に関わらず一律2500円だそうである。日本銀→中国銀のほうが確かに速いのは速いが、手数料がひどい。だいいち、私の留学資金はすべて郵貯だから、銀行から出して郵便局で手続きなんて面倒なことを親にさせる必要はない。
それから、荷物の件。旅行程度の日用品と学習用具だけ持参して、残りは滞在場所が確定してから仕送ってもらうのがいいと考えていた。EMSを使うと、まぁ河南省だから若干怖いものがあるが、それでも1週間強は待てば着きそうである。
問題なのは滞在先の確保であって、私の留学先は韓国人を含めて500人もの留学生を受け入れており、かなり入寮に不安が付きまとう。地方大学のため部屋確保サービスまでは行き届かず、現地に着いてから空室状況を知る形になる。7月第二週頃学期が終了し、7月末には卒業者?が退寮していくので、その空き具合が決め手となる。これはかなり賭けだと思った。現地出迎えサービスは利くので、大学や寮までは迷うことはない(たぶん。若し寮に空きがなくて、下宿とかに決まって、その住所を親に知らせたらさぞかし心配するだろうと思われる。ま、何事もなるようにしかならない。
おっと、これは鉄路遊び集の記事だったな。でも、もう一つだけ。ビザ取得のために必要な外国人体格記録検査。これをそろそろ許可書が来ないでも受けようと思っていたのだが、その記録用紙がなかった。その辺を尋ねてみると、「送付の不備」であった。おいおい。第一なんで見本が入ってて実物はないのか、怪しいと思った。早速送ってもらうが、実際に検査できるのは来月しか平日が空かない。来月2週までには済ませておけば、ビザ取得に支障はないとのこと。ま、これで一応安堵しておく。
さぁて、鉄道の話をするか。今日は、端的に言えば、東海道線で行って関西線で帰ってきただけ。途中下車のほとんどない18切符使用もなかなか珍しい。それでも、事前オリの残り時間を使って少し遊べたのでその辺を記録しておこう。

電車に乗ったの、久しぶり

ずっと定番作業の為自転車で通勤できたので、公共交通機関、特に鉄道の利用がぐっと減った。電車なんか1ヶ月以上乗っていない気がする。久々の電気鉄道の感触は、どこか懐かしい。

西日本の新快速、最高

たとえ喉につまって死亡する事故があってもマンナンライフこんにゃくゼリーの販売を止めてはいけないように、たとえ100人もの人が死亡する程の脱線事故があってもJR西日本は快速の高速運転を止めてはいけない。あの特急や新幹線並みの、足元が浮くようなスピード感は本当に絶品である。かつては長浜から姫路までだったのが、北は敦賀まで延伸された。これは北陸新幹線の建設に影響されている。長距離且つ高速運転が、どこまで各地の新幹線から客を奪えるか、これが西日本の東関西地区での勝ち残る鍵だと考えられているらしい。そういう大事なキーを一つの事故で奪ってしまってはならない。もちろん組織的な問題や過密ダイヤの問題など要因は様々だが、高速運転に対して乗客が過度の恐怖をもつようになった場合、西日本離れ、あるいはそれに応じた高速種別の廃止・見直しにつながってしまう。これは勿体無い。速く走れるところは、やはり効率的に速く走ってもらわないと。こういう、たまに人の死を軽視するところは、まだ凶刃的狂言の名残を感じさせる(謎。
ともかく、雨天の割に京都観光の乗客が多かったので、補助席にしか座れなかった。そういえば、快速電車での補助席機能も西日本ならではで絶賛に値する。

一等地は公衆トイレも禁煙ベンチもないのか

大阪は梅田の高級モール。自分の場違いさをひしひしと感じるほど、海外の名ブランド店が入った綺麗なビルが立ち並ぶ。名駅前も今でこそ摩天楼ブームで、こういう店も入りつつあるが、まだまだ実感が沸かない。あれだ、台湾の「台北101」がこんな感じだった。その中の一つに今回の留学オリエンテーションの会場となっている、某保険会社が入居している。
それにしても、各ビルをつなぐ大理石溢れる地下通路といい、地上の小ジャレた歩道といい、点在するベンチには必ずスモーカーが居る。こんな高級な場所なのに、分煙ができないのか。ていうか、大阪駅周辺って禁煙エリアにしないの? さらに、地下通路はせめて150mに一箇所くらいは、トイレを設けるべきだと思った。大阪の玄関口の一つにしては、どうも人間に優しくない空間だと感じた。

大阪来たら必ず食いたい、肉ホッペ

1年半前、年末の小旅行で大阪へ来た。そのとき食って、どうしても味が忘れられないのが、鶴橋高麗市場でのホッペという奴だ。韓国風お好み焼きで、いわゆるチヂミの兄弟みたいなもんだ。久々に大阪に来て、やっぱりあれが食べたくてたまらなかったので、オリが終わって3時に鶴橋へ行った。そして、ほとんど迷わず前回と同じ店に行って、少しハングル訛りのある女性にホッペを包んでもらった。同じ300円で豚足を売っている。そのまま齧り付いて食えるなら、今度はこれを試してみてもいいな。
前は紙にくるんでもらっただけで、近くですぐ食べた覚えがあるが、今度はパックにまで入れてくれタレも小瓶になっていたので、桜島までもっていくことにした。環状線内で終始ニンニク臭いな、と感じていたが、まさか自分が発しているとは思いもよらなかった(笑。

JRゆめ咲線桜島線)へ

たぶん有ると思った。天王寺発環状線内回り経由桜島行き。毎時2本。これがあるとUSJへが至便だ。鶴橋から乗って、さっきの大阪を通過して、西九条からゆめ咲線入り。安治川口は工場地帯。これって安治川-口、だよね。安治-川口じゃないよね、当たり前だけど。ていうか、今はUSJという観光の花があってイメージが変わったけど、もともとは貨物線だろうな。いわば名古屋のあおなみ線のような。あおなみ線ももっとガバッとこうやって稼ぐといいかも。そのうち名鉄築港線みたいになってしまうから。するとユニバーサルシティ駅も、名鉄新日鉄前駅や東名古屋港駅のように工場従事者の乗降駅だったのだろうか。それが大きな土地を潰して、北九州のスペースワールド駅的な存在に変わってしまった。どうなんだろうね。
なんか桜島駅を終着にする意味がぼやけてくるような、その落差がある、と思ったら意外と乗降が有った。途切れた線路の先には思いっきり工場が立ち並んでいるから、まさに関係者専用路線といった感じ。ところが、駅に知的障害者の群れがあるところを見ると、ここは此花区の居住地域でもあるようだ。工場だらけの無機質で殺伐としたところ、ただUSJができたから一駅手前まではイメージが変わったよ、くらいな線ではなかった。空腹に耐え切れず、駅前でガツガツとホッペを食い、折り返しあと15分ほど何しようかな、と。もともと桜島駅は臨港だと考えていた。だから徒歩圏内にフェリーポートだとか、遊覧船乗り場なんかがあると思っていた。駅前に広々と空っぽの駐車場があって(ユニバーサルシティから桜島までほとんど駅間距離がなかったので、まだこれの駐車場が続いているのだろう)、そこを突き進むと港の見える場所に出た。まだこれは安治川の河口だ。フェリーなどが発着する場所まではバスが要るだろう。比較的近いところに帆船が横付けしている。これは名港のポートビルがあるようなところで、金城埠頭はずっと南の先だよ、みたいな解釈でいいのじゃないかと。
なんか物足りないけれど、ゆめ咲線というのはこの程度で限界だと思った。ともかくホッペが滅茶旨かった。あれはやっぱり、わしの大阪名物。

西九条から大和路快速に乗継

この乗継が少しだけ遊びっぽくヘボい頭を使ったところだな。つまり、この大和路快速は大阪を16:43に出て、天王寺が16:58、終着の加茂が17:46。天王寺を調べておいたのは、後で鶴橋に寄った場合、天王寺のほうが最寄だから。実際には大阪から乗ることになろうと思った。が、わしが桜島を出たのは16:33。10分で大阪に着いて乗り継ぐのは、あの巨大ターミナル駅では不可能。そこで考えたのが、西九条で乗り換えること。環状線内では快速運転で通過駅もあるとはいえ、USJからの帰宅客をわざわざ大阪まで来させて再び内回りさせることもなかろう。即ち西九条にも快速は止まる。桜島線の電車が16:41に着いて、快速は16:47に来た。当たった。と、喜んではいけない。実はオチがあって、桜島16:38発でも、西九条16:46で快速乗継が可能だったのだ。西九条は2面3線で真ん中が桜島線、外2線が環状線となっており、桜島線の電車は両サイドのドアが開く。余裕で1分乗換えができる。やるなら究極が大事だよなぁ、と惜しい気分のほうが強かった。
ま、ユニバーサルシティから乗ってきた4人組の女の子の一人の、短すぎるデニムのスカートからパンツが見れた。黒のタイツを穿いているから安全だと思ったのだろうが、パンツが派手な色だもの、狙うよ俺は。ロングシートのメリット。

寝てしまった天王寺―王寺間

すんげぇ勿体無い行為だと、後から大汗かいた。天王寺から座れたせいで、ついうとうとしてしまった。せっかく中央前橋なみに音のいい久宝寺駅なんか一度でも見てみたいと思っていたのに、目が覚めたら王寺だった。まず、快速なのがいけない。久宝寺以外に停車駅がないから、全部すっとばしてしまった。あと、ホッペを食ったばかりなのが昼寝を誘った。とにかく、途中下車しないのなら、せめて車窓だけでも楽しむべきなのに、結局空白のまま終わってしまった。まさに、乗っただけ。
にしても大和路快速って面白いよな。天王寺、久宝寺、王寺、法隆寺と4駅連続「寺」停車。あぁ悔やまれる久宝寺
それから、西日本の変わったところ。ポイントの多い駅に入線する際、必ず「電車が左右に揺れます。ご注意ください」とアナウンスが入ること。これは東海でも見習って欲しい。また年配車掌が2名乗務する列車もあるし、車内一礼もしっかりしている。JR東海や私鉄で滅多に見たことないよ、一礼なんて。あの事故以来何かと批判を浴びる西日本だけど、わしの乗る限りでは東海や東日本よりは若干上回っている気がする。

気動車ローカル

帰りに関西線を使うメリットは、やはり本数の希少なディーゼル列車に乗れること。この振動は電車とはまた違って、時々乗りたくなる。今日はあいにくひどい霧中の鈴鹿越えであったが、若手運転士と補佐の年配乗務員が目を凝らしながら、亀山に向かってひた走る。どこの駅だったか、「関西線にもっと乗って、全線電化を実現させよう」みたいな色あせきった看板があった。別にいいよ、ディーゼルでも。

快速みえには乗り継げないよ

亀山から名古屋までオール鈍行というのがやや苦しい。四日市まで来たら「みえ」に乗り換えたかったが全然有効じゃない。1時間以上かかるもんなぁ、亀名間。もう少し快速を充実させて欲しい。
ま、そういうことで大阪でした。これで一応、大阪周辺の細かな支線は関空線を除いて押さえたことになる。あとは桜井線と紀勢本線制覇。桜井線はともかく、紀勢線は当分やれないだろうけど。