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南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

国慶節梁山の旅(1):山东(Shandong)梁山(Liangshan)へ

全球大旅小旅

解放路まで無駄に歩いて、3路で汽车站。だいたい5時半起床で6時出発のはずが、6時過ぎに起きて7時発だからこうなる。長途バスの運賃が想定よりかなり高い。菏泽(Heze)まで30元、梁山まで23元。往復100を超えてしまうぞ。
長途バスはクラクション鳴らしっぱなしの怖い運転。天候もあまり良くなかった。菏泽まで3時間強、梁山まで2時間強。基本的に国道を使う。長途だから高速が当然だと思ったから意外。何気に郓城(Yuncheng)から梁山まで高速に入ったのは謎。郓城で「宋江武校」というのが目に付いて、おおさすが土地柄と思った。昼は菏泽で乗継タイムに、屋台に誘い込まれて炒面。
16時前、梁山。鉄道駅行きの公交に乗る。1元でいいと思ったのに乗車口で何か言われるが、聞き取れずスルー。復路のバスで分かった。鉄道駅は市街から相当な距離なので、下車先によって2元とるのだ。たしかにかなり何もないところ、両脇防風林が続くような一本道を延々と走って、しかもいつの間にか乗客は私だけ。結構気が気ではなかった。司机もさぞかし気味悪かったろうな。
駅の片隅に黒旋風李逵の像がある。あったー、水滸! 構内ホーム上にも何か像があるっぽい。見たいのう。宋江呉用ら主力メンバーのようにも見えた。切符を持たない者は候車庁にも入れない。入場券を買えばよかったと、少し悔やむ。梁山は、日本で言えば各停駅。通過列車が圧倒的に多い。駅前はだだっ広い空き地で、広場などとはとても言いがたい。端っこに幾つか旅社が点在する。天候のせいか、各所に水溜りができて歩きづらかった。
再びバスターミナル前に戻って、泊まる所を探し彷徨う。はじめは何か食ってから探そうと思っていたが、まだまだ開封ですら馴染みの店もできていないのに、ましてや初めての地。食うことすら容易ではない。惨めに歩いているところを客引きのおじさんに呼び止められ、彼に付いて暗い道を奥深く進む。騙しやふっかけでないかと不安だったが、部屋を見せてくれ10元。良心的な方だった。方便面も売ってくれて晩飯にも困らなかった。彼の仕草から、どうも私が外国人であると感づいたらしい。身分証を出す必要もなかった。あとで奥さんと、韓国人じゃないか、と話しているのを聞いた。
部屋は四合院の一角で、テレビ付き。シャワーは隣室(使わなかったけど)、トイレは翌朝になって見つけた。お湯もポット一杯用意してくれた。母屋に大きな液晶テレビがあって意外だと思ったのが印象的。因みにこの旅社、何て名か覚えておきたいと思ったが、庭の片隅に「聚義旅社」と書かれた札が打ち捨てられていた。そう、水滸108傑が集った聚義庁の「聚義」である。いいところに泊まったと思ったものだ。
明日はいよいよ梁山景区に行けるかどうか。
つづく