南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

雑記帳交通論12:低床車両導入に対する不満

低床車が長途に多いのは、それらが郑州発だからです。あくまでも「(省都である)郑州が开封に低床車を出してやっている」のであって、开封に使用権はないみたいな。むあー。
【補足】
一応、郑州ナンバーと开封ナンバーの車両がそれぞれ数量的に半々のようなので、それほど郑州びいきでも大都会の権威が強いわけでもなさそうである。また、北京五輪開催の頃になって、开封でも市バスの新型車両導入が進んだ。09年2月現在、1路と29路は長安スズキ製のノンステップバスで運行している。ほか7路、13路、18路、21路、24路も比較的低床の車両で運行されている。これまで、導入される新車両は明らかに他省他市からの中古と認められたが、この1年内でその匂いはかなり薄まってきている。この新車両の増強によって、明らかに損傷劣化の激しかった車両が、少しマシな他路線のお古に転換され、改善の兆しが感じられる。とくに12路(苹果园−火车站)は、その旧車両の約半数が交換され、ちょっと感激した。この路線は、粗悪な舗装でお尻を痛めていた区間も改修工事が行われているところであり、機会があればリニューアルした姿を試乗しに行きたいものである。
早急に性能の良い低床車両に交換が必要な、乗車率の比較的高い大型バス路線:3路、4路、5路、9路、10路、11路、16路、17路、33路。
環境と福祉の両面において、できるだけ速やかに検討してもらいたい。「开封らしさ」ではあるんだが。