南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

开封山陕甘会馆

书店街と中山路のちょうど中間にある。他の景点とリンクするなら、中山路の新街口停留所を通る1路か15路を利用するのがよいだろう。
ここは开封全景点の中でも珍しく、解説の勧誘がしつこい所である。一人で見てもゼッタイに解らないから、などと、執拗に構ってくる。聴いて理解できるか、心にゆとりのある方は承諾してみよう。因みに入場料20元で、解説はさらに15元である。あんまり無視ると10元に下げてくることも。
さて、山陕甘会馆とは山西・陝西・甘粛三地方の商人が集った、嘗ての商工会館である。さすがその豪勢な建築は、解説を聞かずとも、当時の繁栄盛況を肌身に感じさせてくれる。

何故此処の解説勧誘が他より過剰なのかというと、それは展示が外観のみで、内部に一切説明がないからである。建物内は主に开封の史跡を歴史をおって紹介する資料館となっている。正面に巨大な関羽像。北宋東京開封城、現代開封城、更に铁塔・繁塔の模型を置き、市内や朱仙の主要景点から、周辺4県や路地にひそむマイナー史跡まで写真を交えて解説、紹介している。また清明上河図の再現模型も見ることができる。会館そのものよりも、この博物館的様相の方が私にとっては魅力である。

(map:开封山陕甘会馆)