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南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

开封尉氏(Weishi) 兴国寺塔

先回の许昌編2回目で寄り損なった尉氏。私の地図上で尉氏县の南方郊外になっている兴国寺塔は、K先輩のおっしゃるとおり、ネット上で县城内と確認された。县汽车站南100m。なかなか良い条件。
さて、今日は突如午前の授業が休講になって暇なので、尉氏ぐらいなら15時までに帰れるだろうと。9時出発、中心站から中級車(10元)。尉氏は中心、西、相国寺の3ターミナルから流水状態で発着しており、相国寺は大巴。4县中最も総数が豊富と思われ。けれど実のところそんなに数量いらない。途中乗降を含めればまずまずだが、両端まで乗り切る客は一握り。特に帰りの尉氏汽车站。空っぽで出車口をでて、門前で必死に客引きしてやっと7割で制限時間一杯。これは減らしてもいいのじゃないかと。
10時に発車したけど2時間近くかかった。決してノロくはなかったけども。尉氏汽车站(おそらく北站)は割と新築。三輪の客引きがしつこい。
南の方向が中心部って感じなので、迷わず南進開始。兰考と同様道幅が広い。公交は3路線ほど市内向け、他は郊外向けって感じだな。あと通许線もみかけた。
下調べの情報が正しければ塔の手前に汽车站が現れるはずだが、これがちっとも来ない。小腹が空いてきた頃、中心街に出てその大きな交差点南西角やや進んだ位置にひなびた塔が出現した。「道路沿いに見える」というなら確かにこれである。周囲に何の標石も説明がきもなく(というか只今壊していた)、瓦礫の山。古塔なにがしという旅社や骨董品屋が数軒隣接している。これは兴国寺塔ではなくて、ただの古塔に過ぎないのではないか。一つとして兴国寺塔の証拠はなく、疑わしい。が、塔そのものは市中でも目立つし保存状態も悪くはないので、何らかの価値があるのだろう。仏塔として決して高くないし、登る以前に人が入れる規模でない。开封尉氏の文物を見つけた点はOKで、兴国寺塔は他な気がする、としよう。
さて、ネット上で兴国寺塔と見なされていた古塔の目印となるはずの县汽车站。ないですよ。その代わり古塔の脇に城乡公交が屯している。これが嘗て付近に汽车站が存在した名残なのか。更に古塔北100m程の位置に县公路局がある。関連性もあるし、ここが以前ターミナルだった匂いもせんでもない。ともかく影も形もない現在。
ちょっと付録で、鉄道を見に行く。开封市-兰考の陇海铁路とは別に、尉氏-通许-杞县には貨物線と思われる鉄道が通っている(地図によっては朝杞铁路とも記される)。古塔からさらに南へ数百メートルで踏切。単線で踏切というのは間違いなく旅客でない。ついでに貨物駅も覗きたかったが、疲れた。もうほとんど使用していないな、これは。
真っ直ぐ北へ戻って、先述のように汽车站に溜まっている开封各站行き空箱の内、結局中心站行きを選んで乗る。相国寺行きのほうが良かったな。予定より帰り着くのが遅く15時を回っていたので欠課。
後日、许昌の地図を見ると、同市鄢陵(Yanling)县马兰镇に兴国寺塔の表記がある。尉氏をずっと南に行った位置でこちらの方が信憑性高し。

2014年08月17日追記:开封尉氏および许昌鄢陵のいずれも兴国寺塔であることが百度百科にて確認されたので、記事タイトルを古塔から兴国寺塔に改める。尉氏县のHPによると、太平兴国寺塔あるいは东关塔と称するようだ。

(map:尉氏古塔)