南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

みづからつよくなれ

海外では何やら五輪開催そのものを阻止したいらしいね。チベット問題は別置きとして、いまの発展中の中国はわれわれ海外企業の精力を結集したもんだから偽の成長だし、逆に考えたら我ら外国人の築いたもので営まれる五輪を敢えて中止させることないじゃないの、と意地悪く言ってみたかったりする。さらに返したら傀儡五輪だものな。精一杯自らの製品を北京に集めてお祭りして、ざーっと引き上げたら、少しは中国人も自分でモノを考えて自分たちの企業を成長させて、自分たちの為の経済発展を考えるかもしれん。そう思うようになった。見た目は30年ですごいところまで達したように見えるし、成熟した後の心理的障害なんか起きてきたりするのかと思ったが、実際その段階ではなさすぎる。自助努力による成長の段階をまず意識しないといけない。ただ、IT方面はすでに他国並みに行ってしまったので、その辺は同時進行で研究しないとダメなのかな。日本のように成熟後にこの波が来た国はまだ楽だけど、日本ですら意識足りないし。いったい現段階でこの国は何が豊かなんだ? 外資が豊かなだけで、外資と関われる人間だけが経済的に少し裕福になれただけか? 政府は国営を捨てたから金がないし、思想と宣伝だけで人民を抱え込める自信を堅持できるのか? やはり成金族からの税収の増強などによって、政府が経済的にもう一度強くなることだな。経済力を完全に豊かになれる人民にまかせっきりでは、下の人々を救えない。それから成金族に物言える政府じゃないと信頼が得られないし。そして貧農の救済とともにやってほしいのが、自国民企業の支援。起業の簡易化や競争力の強化、多少悪い金が流れてもかまわないから自国の企業を育成してほしい。特にあまりにも急激な無思考怠け外資神頼み発展を遂げてしまったこの国では、さまざまな歪が発生している。環境問題など、一定の成熟をみてから改めて取り組んでいた他国と異なって、この国は同時進行が求められる。
問題が底の底の末期まで来てからしか真剣に取り組まないのは、来中してすぐに気づいた。学生は熱烈に勉強するし、知識も豊富なのに自分でモノを考えない。自らがよい企業に就職して安定した高収入を得られて、家族共々生活できたらそれで満足なのだ。勿論彼らの出身が農村の下層部で、大学進学によって到達できたこのレベルですら幸せなのはわかる。けれど外資系の優れた企業に就職しても、その企業が本当に中国のためになっているかはわからない。いくら政治を勉強しても、入党しても、将来国のことを考えて行動しなければ、何の意味もない。はっきりここまで言っちゃってもいい。歴史問題を騒いでもいいし、ただただ日の丸や紅旗を振り回しても構わないけれど、その真髄を別の行動で示したとき、わしはその愛国心を評価してあげる。
この発展したように見える中国は、到底アメリカと戦争はできない。軍事力は確かに対等だけれど、経済力は偽だから戦えない。それ以前に人民は戦争を望まないと先生は言うが、その点は上が決めることだから私は簡単に頷かなかったけれども。
という内容のことを、今日の授業を雑談化させてまで老師に論じてみた。理解してもらえればそれでいい。同意でも不同意でもいい。