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南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

开封杞县(Qixian) 〜完全な失敗探訪〜

目標は、开封旅游网でゲットした2件の文物景点で、いずれも杞县人民政府付近であると記憶していた。時間と気分に余裕があれば、县城よりさらに郊外の宗店をも目指したかったが、世の中そうも甘くない。
郭ラオシーからの任務、「苹果园」の鸡蛋灌饼を朝食とする。最も卵の質が良い店、且つ効率が良い。卵がふっくらして食感抜群だし、流水で焼いてるから回転がいい。食べながら幾分意地になって12路を待つ。开封―杞县間は中心站と西站しかない(ワゴン程度なら相国寺からもあった)。中心が確実で、12路で行くのが最短。
今回初めて長途バスで硬座に乗った(笑)。杞县も10〜15分毎の流水で、私は一本前の便に乗ったらしい。既に満席で最後部のクッションなし席しかない。切符を切られてしまったので降りるわけにもいかず硬座。特に禹王台付近が不安だったが、そこは長途バスと公交バスのサスペンションの違いで、さして苦痛でもなかった。开封地级市内4县(开封县を除く)の路線で杞县が最もボロいバスを用いられる。高級車も大巴もない。全程省道だが快速で走ってくれ、陈留,仇楼以外は停車もなし。1時間半程度で杞县汽车站到着。初めて县レベル站で售票所が機能していた。しかも、开封で。ワー。まぁ今回はむしろ市内地図とかが掲示されていて欲しかったが。
杞县に汽车站はひとつ。郊外路線は转盘(ロータリー式交差点)等に停留。兰考以外の他县行きはなし。通许は見つからなかった。
站を出て、まず方角が一番分かりづらい。東西南北が少し歪んでいる。それから县城そのものが開発区を含めて意外と大きい。まぁ开封地市内では一番広範に歩き回った县城だけれど、それでも未開な部分が残ったほど。ともかく町の中心部らしいところ、政府がありそうなところ、匂いがするところには全部足を向けて、体力と意欲の尽きる限りひたすら歩いた。全体的に埃っぽく砂っぽく田舎臭い町で、西方に党と行政機関および弱冠工廠が建ち並んでいる。汽车站の東500m辺りに五叉路?の转盘広場があって、南東は商场、北は电影城の、おそらく盛り場。ここが彷徨うときの唯一の目印になって、戻ってくるとホッとしたり落胆したりした。本当にただただ暑い炎天下を歩き回っただけで、コーラとアイスしか口にしていない。
一つだけこの町で印象に残ったのは、初めてこの国で「希望小学」を見つけたこと。希望工程によって全国の貧困地域に数百の学校が設置されたのは日本でも知られているが、実際に現物を見たのは初。やはり河南は貧困省なのである。
14時頃、さすがに体力が終わりかけてきたので、探し迷うのを諦めた。ただ折り返すのも癪なので、広場から兰考行きに乗って北上し(熱射病になりそうなほど高温の車内で死にかけた)、开封へとつなぐ。三角移動成立(地級市内)ってのもまぁ遊べたってことで。

(map:开封杞县(汽车站))