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南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

安阳(Anyang)-南阳(Nanyang)編1:安阳へ

河南旅游集

夜行列車を偶然時刻表から見つけ出し、安阳と南阳をドッキングする羽目になったのは、外办に午前中呼出を受けたからである。千葉さんの通帳を領収し、ついでに自身の予定を報告する。逆に都合が良かったかもしれない。
さて、長途バスであれ、正午に出発したのでは何も観光はできない。着いたら色々と準備をして、翌日の無駄を減らすこととする。开封から安阳まで価格から推測して5時間程度だが、実際高級車は快速で、全程4時間弱となった。途中道口*1を過ぎた鶴壁市浚县(Xunxian)で車を替えさせられ(河南では2回目)、安阳市内で回り道したので、更に縮められるはずだ。
到着したらまずネギ饼を口にする。朝から何も口にしていない。次にキヨスクで地図を購入。3.5元、平均値。ただし、地図売り婆はいない。特に袁林の位置は下調べでは不明瞭だったが、市内だと分かる。
今日のヤマ場は、やはり列車の切符購入と、宿決めときた。まず列車だが、车次などは全部把握している。が、殺到する人民を前にして、售票员に全部伝えられるか自信がなかった。また、席無しの場合、代替とか想定していない。いつものように、長蛇の列を横目に時刻表なんか眺めたりして、躊躇し続ける。けれど最後はやっぱり、逃げ場がないという今回の状況と、ダメならどうにでもなれの気合で、参列する。緊張から腹痛も伴い、先頭にたどり着いたら結局何も言い出せなかった。向こうの尋ねるまま、行き先を告げ調べさせる。実際これで構わないのだ。気が抜けた。K183は無座で、まぁそれで良いよ、と行こうと思ったら、投げ入れた百元を見てK49も調べる。結局そっちも無座だったのに後者になる。49は新型エアコン車で、K183より30元ほど高い。183でよかったのに、というのは初心者のゼータクな後悔である。〔列車情報:K49次、安阳21:56発、南阳05:39着〕
少し気分が良くなって、街に出る。駅から真っ直ぐ東へ伸びる道を進む。安阳は基本的に大道が軸で、大抵片側3車線あっても自転車道と歩道を惜しまない。歩道の舗装はやや悪め。大きな交差点ではマナーは優秀。シートベルト着用は9割以上。繁華街の範囲も広いし、整備度は高め。この辺は新乡を思い出させるが、一番はやはり文峰街エリア。北街と南街で一方通行に分離させ、中はショッピングモール。南北にも幾筋の马道街が抜けて充実度が高い。ホコ天エリアが多いと感じる。この日は乗車しなかったが、公交について。車両は新旧多様で、路線によって一律一元制と分段制とがある。新乡とほぼ同じ。ただ、路線構成が下手で、便利とは言いがたい。
駅前にはピンクなお店が一杯。开封はゼロなのに。客引きも結構激しい。
とまぁ適当にさまよって、駅前で烩面(スープの味が台湾で食った牛肉面を思いださせる)を食う。で、割とスムーズにきたもんで、宿が一番苦労した。2時間くらい旅社と招待所を覗きまわって疲れたが、この町呼込みや客引きが激少。駅前広場で列車待ちの人民とともに休息をとりつつ、招待所の客引きに何とか引っかかろうと試みる。やっと引っかかって(どっちが掛かったのか分からないが)、おじさんに付いていった招待所はパスポートを見せるなり、外国人は登記ができないとモゾモゾ。リンクする賓館(殷都宾馆)に連れて行かれ、40元(前招待所は17元)。明日またさまよい直しもないので、2晩に取ってしまう。エアコンとテレビつきで悪くはない。ただ蚊の来襲がヒドくて、線香持参は必須だと思った。
つづく

(map:安阳市(文峰街地区))

袁林(↑)

*1:今まで道口ってのが何処なのか不明で、白道口と解していたが、安阳で地図を買って判明。即ち安阳市滑县の県城を道口鎮というのである。