南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

开封天波杨府

相国寺の撮影に失敗したものの、本来枚数も足りなかったし、この天波杨府および後記する翰园は先ず撮ることを意識しないで見物しようと思った。
鼓楼广场から15路で終点が天波杨府である。龙亭、杨府、翰园は各々内側でリンケージされていて、どこが正門なのかなかなか見定められない。杨府は北が正門、杨家湖から船で入場することもできる。杨府北門の隣に翰园の北門もあるが、こちらは南門および码头門のいずれが正式なのか定かではない。ともかく、北門は日当たりが悪いので、正面とするには少々不都合である。豪勢な大楼建築なので余計。
入場料は40元。ちっとも価格に値しない、ほとんど庭園に過ぎないと思った。庭園として見ごたえはあるが、それは北宋宮殿(龙亭)に隣接しているからで、その一部として大観すれば何とか様になる。
男が皆戦死してしまったので、女が武装して戦功をたてた大家、杨家。伝説的ストーリーを人形と古老な建築で仕上げた庭園。あんまし魅力ない。
三層目まで登ると、龙亭湖や夕暮れの开封市街が望めて綺麗だったのと、翌日楼閣や庭が撮る際にとても絵になったのは良かった。そういう名所は逆に希少だからね、开封は。

ツアーで来て写真を撮りまくって、印象を残さずに帰るにはもってこいのスポット。

(map:开封天波杨府)

引き続き、翰园。前述のように、杨府南西は翰园とリンクしている。