南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

日本語検定、、、、、、かぁ?

掃除の生活も狂って自堕落になる

先週はいろいろあって忙しかったけれども、日曜日(12月7日)は日本語の中国国内統一試験だった。日本語学科の学生が相当数受験していたらしい。河南省での受験会場は洛陽のみで、勿論受験者数を到底収容できない。出身地などに応じて西安や済南等へ赴いたものも多い。だって900人しか収容しないって、どう考えても足りないだろ。もはや日本語科の存在する学校は本科大学だけにとどまらず、専科大学や高校でも教えるところが出てきているようだ。よって河南省といえども、受験者数は侮れない。希望受験地への申込ラッシュだとか、アクセスの不便さを考慮するときが来ているよ。
ってな話はどうでもよくて、この試験を日本語でどう表現するか。知り合いで、「日本語検定」という人が居るのだけど、なんか違うよ。しっくりこない。だって、日本で言う日本語検定って、母語なのに正しく使いこなせてるかってことを計るもんでしょ。なんか外国人が受験する試験とは違うような。それに級こそ1級を最高、5級を最低として日本式な感じがするけど、これは中国国家が認める日本語の能力試験であって、我々の母語並みの基準とは違う。じじつ、我々純日本人が首をかしげるような、試験のパーフェクトそのものがかなり異なる。準日本語である。それを日本語検定などと、既成の語に甘んじて表現してしまっていいのか。なんかちゃう。