南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

暖房のない家が、自分にとってどんなに厳しいか分かる

表題を無理やり作ることのほうが余程厳しいのですけど(本音)。
おとといの夜、黄さんとのいつもの学習が終わってから、晩御飯をおごられて、さらにお家まで案内された。そして、昨日今日と2日間、午前10時から御呼ばれして昼をご馳走になって、一緒にテレビを見たり、日本語学習の続きをしたりしている。そのお昼が家庭料理とは言うけれど、毎日続けられる昼飯とは思えないほどおかずが多い。ほとんど肉ばっかりだし、老夫婦と自分3人で食う量とは思えないほど、作られる。そして、自分に大量に盛られるから、そこは日本人の癖で頑張って食べなきゃという気になる。しかも時間がまたおかしい。昨日は10時に行くとすぐに作り始めるし、今日なんか迎えに来られないで自分で赴いたのだが、もう出来上がっていて8時から作ってたというじゃない。んで、10時半にはもう食ってんの。朝飯だか昼飯だか分からない。時間がそんなんで、どんどん食えってのせられるから、私のお腹は困惑している。どう考えても自分たちが食べるついでじゃなくて、私の来訪を心待ちにして作っているとしか思えない。だって、この経済状況下の一般市民があんなにふんだんに肉使えるか? 塩辛さは外と変わらないが、油はやや抑えてある。ラージァオは使ってない。野菜の種類も豊富だし、学食よりはるかに美味い。味は違っても、家を思い出すじゃない。正月や夏休みに祖母の家に行くと、いつもこんな感じだった。それを思い出す。中国に居ても同じ気分が味わえるのはありがたい。
集合住宅の3階、2LK?の家。ベランダもあるし、トイレには湯船も(ガラクタで埋まってたけど)。家具の配置がよく、整頓されていて、あまり狭く感じない。ベランダでは鶏を2羽飼っていて、新鮮な卵を得られるようである。テレビのある寝室以外は入らなかったが、隣室には書画が溢れており、ご主人はこれらの額入れなどをされているのだろうか。
ただタイトルにも書いたように、この家は暖气(ヌアンチー)がない。寒がる私のために電気暖气を出してくれたが、電気ストーブと同様周りしか暖かくならない。やはり室内でもジャンパーは脱げないし、ジーンズ一枚の脚は冷える一方。そして昨日は足元が非常に冷えて泣きそうだった。自分の部屋に帰って、裸足で歩いても床が温かく感じたほど、冷え切っていた。これを考慮して、今日は出掛けにシャワーを浴びていったのでだいぶ救われた。やっぱり寮のヌアンチー様さまだと改めて実感させられる。
それでも何故か、飯を食うとちゃんと睡魔に襲われる。こんな寒いところで眠りこけてはいけないし、ご馳走になっているのだから食ったら寝るでは失礼なので、がんばって耐える。
テレビで標準語、リアルで河南語を聞き取りながら、ちょっと奇妙だけど落ち着ける、そんな体験をしています。また明日も御呼ばれします。