南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

HD90

なんかいい語呂合わせ、ないか?
昨日テレビのニュースで聞いたんだが、近頃また偽札が出回っているらしい。その通し番号の頭数桁がタイトルのとおり(のものが多い)。昨日訪問した際、黄さんの家の床にチョークで書いてあったこの字列がいったい何を示しているのか、はじめサッパリ分からなかった。もしテレビでそのニュースをやらなかったら、本当にただの暗号だと思っていたかもしれない(笑)。特に四川、湖北、河南、河北、山東各省の商店などで発覚しており、あぁまた河南が軸になってやしないかと心配になったりする。左端の緑っぽい「100」の印刷をすかすと、色が変わるのが真偽判断のポイントだと説明している。まだ私は本物の100元偽札に遭遇したのは一度しかないが、明らかに紙の質が違うのと、印刷が微妙に染みているのが分かる。人民それぞれ偽札の見分け方は様々だが、私の場合は毛沢東の襟をこすって、凹凸が感じられるか否かで判断する。
ちなみに、もし偽札(特に100元や50元)を握ってしまったら、始末方法は2つ。一つは、これしかもってないから、と言い張って押し付ける。売買成立が最優先だから、あんまり小額な買い物でない限り逃げ切れる。だからこの手段を使うときは、偽札が値する額の4,5割は買ったほうがいい。加えて、紙の質がおかしいときは、手で揉むか、水洗いして乾かすと、スルーできる。。二つ目は、とくに100元の場合お勧めなのが、数百元、数千元の支払いをして、混ぜ込んでしまうこと。じっさい私はこの手を使った。すなわち学費を払うときの5600元に混ぜたのだ。56枚もあっては敵わんだろう。
おそらく頻繁な偽札出没のため、500元札のような高額紙幣をあらたに作ることをためらい続けているのだろう。偽造を防止する手間が増えるだけだからね。が、いざ握ってしまった偽札を処理する面でもまだまだ高額紙幣は出現しないでほしい。枚数が減ったらバレやすくなるもんね。