南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

職業技術学校

职业技术学校というんだけども、これが数々の専門科を備えてやっと大学の格を勝ち取ったような専科大学(一般に我々が卒業するような4年制大学は本科大学といい区別される)がとっても多い。師範学院(师范学院)かこの職業技術学校の格上げ、あるいは2者の統合による大学が急増しているらしい。地級市と大学で検索すると大概これらが挙がってくる。しかしまだ真新しいため、名称がちゃんと変更されてない、あるいは大学とは認定されてない(かどうかはっきりしないものも含めて)んだけども、巷では大学と認識されてしまっている学校がいっぱいある。开封大学もその一つだが、一応これらの中では歴史がやや古く、10年にはなるらしい。また聞くところによると、本科も設けられているそうだ。以前は外国人教師も見られたが、ビンボーなので減らした。
そうそう、これらの大学の中には外国人教師を招いて英語学科を強化しているところがある。外国語学科は必須なようで、たぶんこれがないと格上げに至らないのかもしれないが、郑州、洛阳などの優等生は除いて、焦作では日本語を目にすることはできたが他は英語さえあれば外語学科として認可されるようだ。まず学科を設けて、次に外教を何人揃えられるかで差が出てくる。郑大や河大のような重点、準重点大学なら留学生を教員採用したりその伝で外教を雇うこともできるが、地方都市の専科大学の分際で外教を確保するのは難しいことであろう。大抵5,6人とサイトに表記しているが、実際いるかどうか怪しいもんだ。英語が充足すると次は日本語かロシア語を狙ってくる。続いて韓国、フランスあたりだろうか。準重点大学である河南大は英語を充足させたまでは良かったが、韓国語を放棄したうえ、ロシア語も本科から外したと聞く。どうやら手一杯らしい。
別にそういうところで働こうとはあんまり思ってないけれども、もし交通(ここでいう交通とは日本からのアクセスがという意味で、幹線鉄路や国際空港との利便性)が不便過ぎない地方都市だったら赴いてもいい。だって月2000〜3000元ってね、ひと月1000元使うとして約1500元の貯金でしょ。半年ごとに帰国すると約2か月分の貯金がなくなる。すなわち働けど働けど積み重ならずって奴だ。この歳でやってたら遊び人だろ。
ということはそんなに気にしてない。問題は俺という人間に教員なんぞが向くか、つう話だ。親の血と汗から捻出した学費で学ぶ連中に、生半可な仕事はできんもんな。