南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

大相国寺、州橋、宝珠寺(off)

手製の蓋

久しぶりに水滸伝を手にとってみると、東京開封府の各シーンを改めて確認することができ、謎が解けた。大相国寺では花和尚魯智深が菜園の管理を任され、柳を根こそぎ引き抜く。州橋は青面獣楊志が刀を売った所と聞いたが、これも第二巻で見つけることができた。そして残念ながら記憶には残っていたものの開封のモノではなさそうなのが、二竜山宝珠寺である。花和尚らが山賊稼業をはたらいたようなところであるから、同名の寺が別にあったに違いない。そういえば州橋は河南旅遊集には入れてない。場所は大三毛の前、中山路と自由路の交差点を南に50m以内の西脇に碑が立っている。小説の挿絵を見ると、橋の下に溝川が流れているが、実際にはそんな跡もない。交通量が多くて碑の写真を撮るだけでも厄介である。州橋に限らず、解放路などには、意外と道路脇に些細な碑を見つけることができる。今度行ったときはそんな碑の数々も紹介できたらと思う。って、いつ行くんだ。