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南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

定光寺森林鉄道

Nanjai2010-09-05
定光寺鉄道(定鉄)といえば、私が初めてダイヤから運賃計算まで完成させた架空鉄道であるが、その仮想上の歴史も森林鉄道であった。ところが、そういう鉄道が実際にあったとはこれまで知らなかった。愛知万博をきっかけに整備された森林交流館の前には、同鉄道で用いられた機関車と貨車*1が保存展示されている。その車両が載ったレールの先を目で追うと、軌跡と思しき道筋が森の中へ続いている。これは現在、「管理車道丸根山線」という、交流館の周囲を巡る散策道の一部である。踏み入ってまもなく、以下の表示がある。

平成7年度とあるから、それ以前は林道の名を借りて打ち捨てられていたのか、まだ走っていたのか。兎も角、この管理車道こそ廃線跡であると直感した。歩いてみればわかるが、車道といったって営林局の車ですら走行は難しい荒れた道。嘗て“車”が走っていたことの名残表現に過ぎない。いくつもの遊歩道が枝分かれしているので、道幅や勾配に注意して辿ると迷わない。砂利の敷かれた道が緩やかに下っている。総延長700mの半分ほどまでは割りと左右開けて草も刈られ、実際車が通ったって悪くない。が、途中から雑草掻き分けの道になる。時折、駅か操車場になりそうな広めの空間がある。そして終点と思われる広場が出現。ここから先、散策道は人一人幅の細道となる。機関車をUターンさせるのに十分な広さだ。そして片隅にこんなものが。

もと来た道を登って、軌跡を堪能。勾配標識を木札に書き換えたものが沿道あちこちにある。

カーブと勾配の一景。

最後に、車両ギャラリー。
 

今日は身近な避暑地が見つからず、やむなく選んだ定光寺で結局蚊に襲われ萎えていたところであり、幾分救われた感じ。予期せぬ発見や楽しみが一番癒される。
定光寺の玄関、城嶺(しろがね)橋の夕景。

*1:じつは木曽森林鉄道のもの