南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

反面教師にする度合い

Nanjai2011-05-22
東電福島第一原発の事故を受けても、原発増設推進を続ける中国。欧州が脱原発、新たな発電方法の振興に動く中、急成長にノボセた中国がまたも世界の流れに逆行するように見えるけれども、俺は意外と評価できる。日本が戦争による技術の蓄積で戦後目覚ましい経済成長を遂げたんだから、中国も同じように戦争をやっていい、というのはいくら「歴史は繰り返す」と論じたって擁護できない。そこは始めから戦争を回避して大国になる手法を探るのが後進国の役目だ。でも原発は違うんじゃないか? たしかに一度事故を起こせば放射性物質は国境を越え被害を及ぼすけれども、地球市民として原子力を共有する上でそこは受容せざるを得んのでは。先進国として、ある程度のオーバーラップを許す寛容さをもち、お国柄と国民性が如何に先人の過ちを繰り返さぬよう修正するか、に賭けてみる。そうすると、案外我々の気付き得なかった原発の魅力を知ることになるかもしれない。根本から原発自体を否定するのでなく、此処までは良かったけれどこの先は正しくなかった、と丁寧に分析することができる。過ちも過ちとして鵜呑みにしないで自分なりに実践・検証してくれると、先人にも後人にも利がある。