南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

責任は追及しなくていいから、

真相解明と安全性を追求すれ。
責任を追及することが必ずしも安全性の向上に直結するとはいえない場合がある。責任論に固執し糾弾と懲罰に終始して、組織の体質が改善されるのか。ババの擦り合いに陥らないか。こういうのは意外と、遺族や傍観市民の主観的で身勝手な叫びによって招かれやすい。証拠隠滅は非難として受けとめるべきだけれども、誰か責任者を吊し上げて騒ぐなどエスカレートする状況にまで受身・弱腰で応じてはいけない。穏便に収めたければ責任追及は公言せず、事故分析を粛々とやって公表し信頼を回復したほうがいい。鉄道省改革にまで手を出して守旧派と党内抗争展開したら、文革再来になっちまうぞ。どのみち運転は再開しちまったんだし、前を見据えた行動が求められる。