南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

五分にすれば勝ちだと思った

馬原でも森福でも内川でも、それぞれの役割の絶対的存在ではなく最終的勝つための一つのキーであり、総合力の厚みが中日に優っていたということ。絶対的ストッパー、絶対的セットアッパー、絶対的クリーンアップを揃えるだけでは短期戦で不調を見せたとき対処できない。それを補えるだけの若手選手層を育めなかった落合野球の集大成が日本シリーズで視覚化された。後は両リーグの走力レベルの差かな。たとえ走られなくても、中日守備のプレッシャーは相当大きかっただろう。落合奇策よりよっぽど効果的な心理戦法。
アウェーで2連勝し第6戦でも勝てたのだから、自陣はダメでも福岡で、と多少楽観したんだがな。何ごとも基本が大事。野球は打って投げて塁を走って勝負するもの。それのできた者が最後は勝つ。投に秀でても打撃と走塁の足りないチームは勝ち残れない。球のせいでも偶々でもない。
しかし、後半戦での森福はやっぱり良かったな。