南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

映画『砂の器』(松竹)

昨夜YouTubeにて観賞。曾て人権週間に観たことがあるし原作の文庫本も持っているけれど、殺人推理的展開やハンセン(らい)病差別問題よりも、父子の絆が著しく強調されて見えた。また原作よりも父子の再会を迫るところから犯行動機がぼかされた感じ。でも撮影当時の東北や山陰に残る農村風景、東京の埃臭い喧騒が今の台湾や大陸に重なって不思議な感じだね、古い映画ってのは。あと、映画館主田所市之助に渥美清が起用されてるのは乙と思った。