南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

上海plu苏(Su)企画<4>回现实去的一天

ゆとりの朝

昼便なので、全然慌しくない朝。荷を大方まとめて余裕満喫へ。
まず、母への土産、香瓜子を買いに数軒隣の好德(Holiday)へ。これは大きければ大きいほど喜ばれる。空港で売っているようなコンパクトサイズ以外は市中でないと買えない。今回は288gの大袋を14.6元で求めた。近年は香瓜子の消費量が減少しているのか、コンビニといえどもあまり種類は豊富でない。あとで空港のキヨスクを覗くとメジャーな小袋さえ置いてなくて、先手打っといて良かったと思ったものだ。
今旅最後の朝にして初めて、いつもの朝飯を食べに行った。Hiker近くの鸡蛋煎饼屋だ。Hiker泊のときは勿論、Captainからもわざわざ出向いたことがある。集合住宅の通用門口に店を構えていて、中国人には珍しいくらい物静かな男性が卵チヂミを焼いている。この主人が高校時代の親友に似ていて、アイツが老けたらこんな面になるんだろうなと毎回思う。卵1個と2個の値段を聞き、1個の2.8元を買う。一昨年は2.5元と記録されており、若干増したがまだまだ手軽の範疇だ。鸡蛋灌饼と鸡蛋煎饼では形状が全く異なるけれども、醤(タレ)と辣椒を塗るところなどが似ていて、ついやみつきに。もう少し来店頻度が高かったら、开封の鸡蛋灌饼と同じように顔なじみになっているはずだ。
 アツアツ
食べながら北京东路を歩き河南中路に出たとき、西方から向かってきて河南路へ左折する1輌の电车を目撃。ヘッドには19路と表示されている。えっ、电车って20路だけじゃないんだ。これは一大事。急ぎ河南路を渡り、山东北路停にて次のバスを待ち構え撮影。
停車中ではパンタグラフがよく見えず、発車した瞬間を狙った。19路の証しがないのは残念。
最後の最後まで交通狂も忘れず。
3本目の冰红茶を買って帰館。予定通り9時半過ぎに退房。直前まで経理らしいオバハンに叱られていた受付スタッフが、チェックイン伝票を見て「日本人?」と笑う。はて、初日の昼過ぎに来館した俺を追っ払った娘だろうか。と、突っ込んでみる暇なく退出するのは惜しい。

浦东机场にて

前述のように香瓜子は上手くいったが、会社のお土産のほうは失敗した。出国ロビーのキヨスクで30元前後だった酥饼(クッキー)セットが、免税店街の土産コーナーでは68元と倍並みだったのだ。出国手続きの際のなるべく手ぶらで通過する為の措置だったのに、外で2箱買える額を1箱に支払う羽目となったは相当悔しかった。さらに、土産店では昨今日本人旅行者が激減しているとみえ、希少な客人を執拗に誘惑しているきらいがある。以前は多少たどたどしい日本語にも愛嬌があり、彼女らと戯れる楽しみもあった。今回は店員も些か老けて見え、口上もどぎつく耳障りで不快だった。適当に聞き流し、目当てのもの*1だけ買った。
搭乗ゲートのフロアに無料のインターネットコーナーがあり、時間つぶしに弄ってみた。ところが直接入力した蛇池のアドレスを消せないことが判明し、唖然。思わぬ宣伝活動になってしまった。日本人も多く立ち寄っているらしく、ヤフージャパンやMSNの利用形跡が残っている。

おわりに

昼食のビーフシチューは美味かったが、米製アニメはつまらなかった。
帰国後に残金を再両替。念のため「百元(札)からですよね」と確認すると、紙幣ならOKという。結局大した額はないので、400元だけ替えて5740円。もうあまり流通していないが、1角札からでも買ってくれるのだろうか。
こうして、初日まで背負っていた体調不良もすっかり吹き飛ばして意気揚々と帰ってきた。向こうへ行けば語感もそれなりに回復することが分かって自信をキープできたし、デートも趣味のほうも思惑通りに遂行されて満足している。ただ、現在の仕事を続けている限り、このような旅は年に複数回もできない。いや今後二度と行けぬかも、とさえ覚悟している。一方で、日本に居ると中国語力が衰弱していくのは明らか。河南旅游増強などのためにも、もう一度長期居留する方法をそろそろ真剣に考えないとな。そして、理想かなわずとも毎年1回はこうして大陸へ赴き、せっかく会得した能力を完全に失わないよう努力しないと。

*1:核桃酥饼1箱と杏仁酥饼1箱(各68元)の合計136元