南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

安全性が疑問な民間宇宙船に期待するより、手軽に宇宙旅行を楽しむ方法

月見おろし丼。

月を見下ろすってことは、公転軌道の内側にある地球をも見下ろしていることになり、国際宇宙ステーションよりもずっと外の世界を体験しているじゃないか。

ていうか、太陽系は銀河系の中でも割と辺境に位置するといわれているので、月が地球と銀河系の中心との間に入ったとき、我々は月見おろしを堪能しながら同時に壮大な銀河系の中心をも見下ろしているわけだよね。果てしなく未知なる世界が広がるように思える宇宙でも、ある瞬間はその底辺を見ているなんて意外と狭小な感じもしないか? あるいは地球人なんて銀河を前にしたらちっぽけな存在だといわれるけれど、全部が全部仰ぎ見る世界じゃない、内なる世界もあるんだと安心感と優越感を覚えることもできるんじゃないか?