南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

西日本豪雨災害

なかなか詳しい被害状況や安否状況が伝わらず、地理的にも正確に掴みきれていない。が、とくに四国の西予市や大洲などはたったひと月前に訪れた地域でもあり、甚大な土砂災害や浸水被害には心痛む。浸水被害といえば、我々濃尾平野の民は伊勢湾沿海のゼロメートル地帯木曽三川の輪中、庄内川・新川流域の低地や中小河川流域など、古くから氾濫や堤防決壊による水害に見舞われ、危機意識が高い。最も身近なのは2000年の東海豪雨だが、この10数年の間にも浸水や氾濫寸前の大雨は幾度となく発生している。たしかに近年は地球温暖化の影響か、まるで東南アジアかと思うようなスコールじみた降雨が増えている。また、その雨雲が一地域に停滞した場合、猛烈な集中豪雨をもたらすことは判る。気象現象はまだ人類は思うように制御できない。しかし人類は地上の多くを把握し、住みやすいように改造し、あたかも制御できるかのように錯覚し過剰な自信の上に安住してきた。だが、地球は人類の頭脳がまだまだ及ばないところで、常に刻々と変化している。災害は、人類の傲慢と安気の隙をついて発生する。常日頃から自分たちの住む地域について、地理や地形、地盤の性質などを把握して、いざというときに正しい自己判断で避難行動をとれるようにしておくことが大切だ。この点は2014年8月の広島での土砂災害の際にも言及している。

 

jaike.hatenablog.jp

 犠牲になられた方々を悼み被災地域の迅速な復旧を望みつつも非難を恐れずに言うならば、被災者の居住地の地理的特徴に対する無知・誤解あるいは生半可な理解が、今回の一連の災害における被害拡大を招いたのだ。