南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

2004-11-01から1ヶ月間の記事一覧

憲法学読書レポート(『個人と国家−今なぜ立憲国家か』樋口陽一/著)、稿修正版

小泉首相が01年8月に靖国神社を参拝したことをめぐり、首相と国を相手に慰謝料を求めた訴訟の判決が千葉地裁で言い渡された。「参拝は職務行為だった」として公式参拝と認定したが、憲法には踏み込まず、慰謝料請求も退けた。 原告側の主張とされる信教の自…

株体験

英語リーディングで発言力が低下している。文献講読の演習かと思っていたが、ビジネス英語の会話表現が主体。経済分野が苦手な上に、それを英語で表現だなんて。「交渉」の練習。ボキャブラリーとともに、知識が足りなさ過ぎ。 第二の理由。暇である。むしろ…

「台湾論」綱領の補足と現在への言及

いつかの稿で、司馬遼太郎/著の『台湾紀行』を読み始めたと記したが、どうも重厚であるので2週間では読みきれず長期貸出期に回すこととした。現在は、『認識台湾−台湾中学校歴史教科書』に取り組んでいる。これは、1997年に初版採用され、それ以前の国民党偏…

台湾論の目的

このたびのゼミ登録で、台湾論(公式には「日台関係」と称す)を研究テーマに仮設定することを決めた。それは、先回紹介した教授との議論がきっかけなのだが、研究テーマと志望理由をまとめた書類を提出せねばならないので、改めて「台湾論」研究は何を目指…

私死すとも、公は死なず

もう1ヶ月近くも前だが、帰宅途中の駅で「愛知地域労働組合(略称:きずな)」のチラシを受け取った。《「きずな」は、誰でも、一人でも加入できる労働組合です。中小企業やパート・臨時、派遣などで働く人たちの労働組合です。》とある。これまで、企業と名…

現実化するチャット(ネット世界)

台湾は別として、近頃は裏社会にも潜入し、サンプルを取りつづけている。あの出会いから、5ヶ月。若き人の心、揺れる心を初めて見つめて、心理というものの深さを知った。いかに、人間一人一人が歪み、傷つき、しかもそれに気づかず、新たなる歪みや傷を生み…

教授と台湾論を戦う

現在筆者は来年受講するゼミを決めかねており、各教授の研究室を巡っているのだが、ようやく「台湾論」を専門にしようという決心がつき始めた。はじめは、教授への台湾論挑戦のつもりだったのだが、「これほど、台湾のことを真剣に考えている学生もいない」…

アラファト氏の危篤状態と彼の功績

《パリ郊外の軍病院に入院しているパレスチナ自治政府のアラファト議長(75)の容体について、自治政府筋は4日夜、「脳死といえる状態だ」と朝日新聞に 明らかにした。AFP通信も在仏医療関係者の話として「脳死状態」と伝えた。パレスチナ指導部は緊急…