南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

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国慶節梁山の旅 1:山东(Shandong)梁山(Liangshan)へ

解放路まで無駄に歩いて、3路で汽车站。だいたい5時半起床で6時出発のはずが、6時過ぎに起きて7時発だからこうなる。長途バスの運賃が想定よりかなり高い。菏泽(Heze)まで30元、梁山まで23元。往復100を超えてしまうぞ。 長途バスはクラクション鳴らしっぱな…

ふるさと“上-京”の旅 4:都電・靖国・佃島

朝の聊天儿 起きて、松屋で牛飯を食って、都営交通(都電・都バス・都営地下鉄)一日フリーパスを買って戻り、談話室でコーフィーとする。淹れていると、外国人女性が英語で話しかけてくる。「今日はどこへ行くのか」というから「いろいろ」。だって都電、靖…

ふるさと“上-京”の旅 3:前橋・桐生・岩宿・足利・佐野

忙しい中、一晩有難うございました 寝坊。7時49分の電車に乗るために、朝食を7時にして欲しいと頼んだのに、運んできた女将さんに起こされる始末。大変失礼な行為だ。申し訳ない。 「とにかくお腹いっぱいになれるような」というHPの文句は正しい。朝夕とも…

ふるさと“上-京”の旅 2:高崎・上信線沿線(小幡・富岡・一ノ宮・下仁田)

朝7時に吉野家がやってない?! YHから徒歩3分で吉野家がある。朝はここで食えばいいと思って起きてスグ行ったら、なんとここ8時からしか開かない。ウッソだろ。朝飯に食いたい人どうするんだ。東京の真ん中で、まさかこんなバカがあるとは思わなかった。どう…

ふるさと“上-京”の旅 1:浅草・平井

プロローグ―前夜のこと 長年思い焦がれながら、やっとやっと実現した群馬探訪の旅。普段避けてなかなかできない東京見物を前後に据えて、丸2日というベストな日程を組むことに成功したのも、実はこの前夜のおかげなのです。 これは2日目に書こうかなぁ、で…

家族旅行 長野・渋温泉(後編):ゆけむり号と小布施散策

朝7時におきて、昨夜の残り、7番湯から9番湯までを浸かりにいく。朝風呂は体が温まっているから、周囲が寒く感じて熱い湯でもちょうどいい。7番湯でゆっくりしそうになる。温泉街にある春木屋という牛乳屋さん。毎月3・6・9の付く日はミルクの日なんだそ…

家族旅行 長野・渋温泉(前編):善光寺参拝、長電乗りつぶしと渋温泉湯めぐり

この渋温泉を最初に提案したのは私だ。父が大量に(20冊くらい)もらってきたパンフレットの中から、何気に一つとって捲っていたら、JR特急込みで安いのが目に留まったので母に伝えると、手放しで喜んで決まってしまった。渋温泉というと、山奥にある温泉とい…

合宿の往路と復路だけ特記しようの巻 2

あらためて言っておくけど、計画がこんなに荒れなければ特記する必要はまったくなかったわけで、こんなザマになったのは決定的に人災です。ったく。と、人のせいにしていますが、私のプランの余裕のなさと、本来の目的に左右されやすい中での自由時間の有効…

合宿の往路と復路だけ特記しようの巻 1

午前2時まで人力検索をしていた。やっとレジュメを書く気になって、ワードを起こしたものの、脳内を整理しようと思って横になったら眠った。8時半に起きて必死でレジュメを書いて10時に印刷して宅を出る。 浜松で失態を犯した。12:08に着いて12:12三島行きに…

飛騨カミオカンDAYSの旅 2:神岡・飛騨古川

天照寺の朝 今回泊まった天照寺は、天台宗の寺として建立され、のちに浄土宗に改宗。中世に一時荒廃したらしい。また明治の廃仏毀釈に際して、天照寺を天性寺に、地名とも改称させられた。のちに寺名だけは戻すことが許されたが、地名は戻せなかった為、今も…

飛騨カミオカンDAYSの旅 1:中継地、高山

まったく突然、神岡に行くことになりました。この日は、家族で東三河の山へ行くことになっていたのに、朝から雨が降り、午前6時に起きたものの出られるわけないじゃん。あまりにやまないものだから、次第に明日行こうモードになってきたのだけど、私は明日じ…

隔年恒例のペルセウス座流星群観測@恋路峠〔後編〕

月明かりに照らされて 日付が変わるまでに、なんとか雷光は収まった。あれがチラチラすると、どうも心臓に良くない。 仮眠をとったり、パンを食ったり、自慰したりして晴れにくそうな曇りをやり過ごした。第二のピーク時とされる午前1時、再び外に出る。ここ…

隔年恒例のペルセウス座流星群観測@恋路峠〔前編〕

隔年で三度目となる、恋路峠での観測。初めては高3の時で、河合塾の模試失敗で腐っていた気分を晴らそうと出かけた柿其渓谷で、日付に気づいて居残り観測したのが始まり。二回目は一昨年、ピークと思っていた2時頃は曇ったが、11時頃にラッシュがあった。そ…

甲斐路の旅 2:中央線東西

心温まるYHの原点に別れを 部屋の中央には、主人さんが記したらしい、温かいYHの案内が書かれている。一日の旅の疲れ、あるいは日常の疲れを癒してくれるような雰囲気を、たった一枚の紙から醸し出している。ご飯も美味しかったし、温泉も快適だったし、大変…

甲斐路の旅 1:みのぶのみち

はじめに 温泉に入って美味しいご飯を食べようというリフレッシュ企画だったのに、意外なほど波乱に満ちてしまった旅である。台湾旅行後の出不精による体力低下をひどく痛感した、というのが最大の感想かもしれない。計画の段階では、甲州石和温泉と信州戸狩…

多々謝々!台湾の旅 10:帰国

広東粥 最後の日の朝は、これを食べたかった。12日朝、呉さんと取ったコヮントンヂオウである。ホント薄味で、下のほうはテーブルにある調味料をかけないと、ただの粥になってしまう。腹持ちはいい。やっとコンビニ飯を脱皮したところで帰るのが惜しい。 シ…

多々謝々!台湾の旅 9:台北観光2(中正紀念公園・228紀念館・国立台湾博物館・故宮博物館・寧夏路夜市)

昼間の中正紀念公園 この朝も記録がないが、昨夜買ったフルーツを食べたと思う。天燈節見物をした中正紀念公園を、明るい時間に改めて見ようと思い、地下鉄2駅分歩く。天燈節は15日までと記憶していたけれど、広場はガラーンとしていた。門を含め、全体に白…

多々謝々!台湾の旅 8:台北観光1(台北101・国父紀念館・西門町・龍山寺・士林夜市)

朝はセブンイレブンで弁当を買う。2日間、人に立ち合ってもらったんで、自分で人と会って飯を得る勇気を失っている。食後、またふらりと地下鉄駅に行って一日票を買う。ガイドブックでは紙製のものとなっているが、今は磁気カードで改札機も通すことができる…

多々謝々!台湾の旅 7:陽明山、天燈節

陽明山温泉 朝はYH近くの食堂で、広東粥(クワントンジォゥ)を食べた。味付けがかなり薄い。香菜と麩みたいなのが簡単に載っているだけ。それでも、近くに手軽に朝ごはんの食べられるところはちゃんとあるものだと感じた。 呉さんの車で陽明山に向かう。途中…

多々謝々!台湾の旅 6:基隆・九份・北部海岸・淡水

彼の先生、友達と対面 朝6時半に起きるというのは、この旅程内では早すぎる。遅くまで夜市で遊んでいたし、目が覚めるかどうか不安だったが、何とかなった。30分ほどで身支度をして、出発。台北駅地下駐車場の入口を探すのにまず苦労した。たしか駐車場とつ…

多々謝々!台湾の旅 5:平渓線

今朝、台湾で初めて蚊に遭遇した。感染症が怖かった。 自信はついても 昨夜の牛肉麺で、自分で注文して食べることに自信がついた。ところが、やはり朝はどこも開いてない。もぅ詰まらぬ空腹は飽きたので、コンビニで排骨飯弁当を買って、礁渓駅前の憩いの場…

多々謝々!台湾の旅 4:宜蘭・礁渓温泉

昼までは宜蘭で過ごすつもりなので、荷物を置いてゆっくり朝食を探そうと思ったが、戻るのが面倒になってチェックアウトした。そうそうこの宿は華賓旅社というのです。一夜の宿を有難う。写真一枚撮っておく。 曇天の宜蘭。台湾に来てまだ青空を見ていない。…

多々謝々!台湾の旅 3:太魯閣

金龍大旅社をあとに 呂さんとの約束は9時。時間があれば朝食を取っておこうと思ったが、相変わらずの曇天だったので布団を出るのが億劫になって辞め。昨日の蜜棗を数個齧って(嵩減らしでもある)済ませた。「そうけのもち」を詰めるのに苦労したが、何とか荷…

多々謝々!台湾の旅 2:花蓮

出発準備 ゲストハウスには、トイレとバスと洗面所が一体となった部屋が一つしかないので、異性に占領されるとなかなか使えない。それで顔も洗えなかったが、待ちくたびれて外に出た。宿の周りを散歩してみる。ガラの悪そうな地区と思いきや、確かに裏通りだ…

多々謝々!台湾の旅 1:初出境、訪台

セントレア 名鉄特急(一部特別車)の一般車に金山から790円で乗車して、懐かしのセントレアへ。特急でロングシートにはやはり違和感がある。「懐かしの」というのは、1年前このセントレア開港時に招待者のみの公開が行われ、その案内アルバイトをして以来、…

大阪ぐるめぐりの旅 2:大仙古墳群、阪堺電軌、新世界・通天閣、生國魂神社

長居で長居しません? 若干寝坊した。サッカークラブの少年たちも同じように起きて朝食をとりに来たが、管理人さんは我々が遅起きだと間接的に言った。420円の朝食とはどんなものか、と思っていたが、トーストとミルク食べ放題、コンソメスープと玉子焼き、…

大阪ぐるめぐりの旅 1:大阪城・コリアン市場・弁天町・なんば・道頓堀

(前書き) 今回の旅には様々な目的がある。勿論親には言わない極秘なものから、大っぴらな遊びまで。まず、大阪という市であり府であるところに、南蛇井は一度も駅の外をあるいたことがないという記憶しかない。これが第一の目的だ。つまり、たまにはゆっく…

初回道(はっかいどう)の旅 13:エピローグ

曇/小雨(名古屋) 船の上、最後の出来事 名古屋接岸前の、何となく慌しさが感じられ始めたころ、私はトイレを探していた。B寝台の部屋に近いところは混んでいたので、往路で利用した2等部屋に近いトイレを使った。個室に入って、すぐ気づいた。小物棚に小銭…

初回道(はっかいどう)の旅 12:フェリー航行

晴(太平洋上) 船上で太陽を拝んだのは今日が初めての気がする。往路でも暑いと感じるような晴れ間まではなかった。 行きでそこそこ慣れてはいたが、まだ若干船酔いになる。B寝台では好きなだけ横になっていられるので、ずっとそれでもいいのだけど、さすが…

初回道(はっかいどう)の旅 11:ウトナイ湖・苫小牧・乗船

曇/雨(苫小牧) 朝からひどい雨。 ついに降ってしまった。朝食をとりながら、どしゃぶりの雨と国会中継を交互に眺める。この降雨では、傘を差して自転車をこぐのも厳しそう。チェックアウトぎりぎりまで待って、相当な徐行で港に向かうしかなかろう。10日も…