南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

日帰り鉄路遊び集

刈谷 亀城

刈谷球場での高校野球観戦のついでに、球場のある亀城公園とその周辺をミニ観光。 09:00の試合開始に間に合うため、行きはJRを枇杷島から逢妻まで乗る。市バスの名駅12系統だと時間がかかるうえ、大ターミナル駅での乗り換えが煩わしい。また、名鉄を上小田…

東濃鉄道笠原線跡を歩く

かつて多治見市滝呂、笠原地区の旅客や地場産業である製陶の陶土や製品を運んでいた、笠原鉄道(のちに東濃鉄道笠原線)の廃線跡が遊歩道に整備され桜並木が綺麗だと知り、通して歩いてみた。全長約4.5kmで、半日で十分往復できる。ちなみに同じ東濃鉄道だっ…

呼続公園

昨秋亡くなった祖父と、一緒によく散歩した公園などを懐かしみに行った。よく晴れて暖かく、花粉を浴びに出かけたようなもんだった。 呼続公園 幹栄1系統で栄に出て、基幹1号星崎行きに乗り換えて呼続大橋に下車。この行程がアパートから最安かつ最も楽に着…

中山道鵜沼宿

近場の空白地帯を埋める旅。鵜沼はJR高山線では時折往来しているけど、降りてみた記憶はない。また、以前からやってる中山道企画でも寄ったことがない。 中山道へ 味美から名鉄小牧線で犬山。間内駅入場直前に一時停止。見ると西側が大きく開かれ引込み線が…

シャバーニを見にいこう

名古屋まつりに伴う市内各施設無料開放を利用して、新築されたゴリラ・チンパンジー舎を見に東山動植物園へ出かけた。 上飯田から東山公園までの往復運賃は600円に満たなかったので、ドニチエコは利用せず。またポイント還元も使うと節約できる。平安通と本…

ドニチエコでない一日乗車券を買ってみた

土日祝日でも8日*1でもない雨天の休日に、名古屋市営交通を複数回乗り降りする用事ができたので、ちょっと個人的には珍しい切符を利用してみた。平日用は850円なので、ちょこまかと回数を重ねないと元がとれない、という計算は一応踏まえて。 ドニチエコとい…

東谷山白鳥古墳

元旦に訪れた志段味古墳群の残党。そのときの古墳らといくらも離れていないが、寒さも影響して見落とした模様。今日は春日井市民球場へのシャトルバス発着駅として利用した高蔵寺から、ふらりと歩いてみた。東谷橋では片側しか歩道がないので、車道を悠然と…

内部・八王子線

三岐鉄道北勢線と同じく、元近鉄のナローゲージ。2015年より、第三セクターの四日市あすなろう鉄道として運行している。ふらりと乗りつぶしに出かけてみた。名古屋から四日市までは、近鉄よりJRのほうが断然安い。しかし内部線の接続する近鉄駅とJR駅は1㎞余…

瀬戸焼きそばを食べにいこう

ご当地グルメとして近年話題になっている瀬戸焼きそばを食ってみたくて、何年かぶりに瀬戸へ行った。昼過ぎに行ってオヤツ代わりのつもりが、昼飯抜きで三時すぎ到着のスケジュールに。 喜多山 小幡〜喜多山間高架化のための新線付け替えが完工し、喜多山駅…

元旦ドニチエコ徒然行

事前に母から購入した「年末年始特割ドニチエコきっぷ」(1枚500円)で、久しぶりに徒然なるままに市バスと地下鉄を乗り継いでみた。 東部丘陵地域 主に千種区と名東区を、時間ロスなく乗り継げるままに転々と。後の志段味方面へ向かう市バスの発着点を探して…

養老線で行く 春の谷汲

厳しい予算で企画した今年の日帰り花見旅は、谷汲山。結構名所だけれども平日だし年度初めなので混まんと予想。前日の天気予報は芳しくなかったが、猿投温泉に安んずるよりはと決行。樽見鉄道谷汲口駅から徒歩でも遠くない、という母の助言を聞かず、敢えて…

忍者の里 伊賀上野

およそ1年半ぶりの日帰り旅は、夜勤期間中に計画した宇陀の温泉一泊旅行の寄り道観光地になっていたのを軽く改編したもの。新春きっぷのような特殊切符を使わないので、名古屋からJR伊賀上野と近鉄伊賀神戸までの運賃を比較して少しでも安い近鉄を選んだ。時…

明智・岩村

今回はもともとペルセウス座流星群観測候補地として岩村城が挙がったことが先で、明智鉄道乗り遊びは後付けの企画だ。東海地区の旧国鉄系第三セクター鉄道としては愛環を除くと最後の砦であり、漸く岐阜県を制したな、と。尤も小学生のころ母と山歩きをした…

樽見鉄道の旅

今年やっと得られた終日の正月休みは平日で、青春18きっぷ以外に使えるフリーきっぷがない。前日まで悩んだ挙げ句、昨夏避暑用に企画した樽見鉄道プランを、電子レンジでチンするように温めなおして採用した。通年販売されている「うすずみ温泉入浴券付き一…

京都嵐山

長らく交流している中国朋友がついに悲願の日本個人旅行を実現、先週から1週間の日程で大阪・奈良・京都を母と周遊している。前々から自由な来日を希望していたからとても喜ばしいし、いつかは日本で会いたいと思っていた。名古屋から一番近くて交通至便なの…

伊勢斎宮&遷宮記念参りの旅

はじめに 昨年秋の式年遷宮行事にはさほど強い関心はなかったが、蛇池の記録に残る限り長年お伊勢参りをしていないのと、近年無性に伊勢うどんが食べたいことから年初には詣でようと思っていた。最後の参拝記録は、奥の院である滝原宮参拝*1を除けば2004年1…

オカザえもんを見にいこう

スマホを買ったらまずオカザえもんを撮りにいこうと決めていた。1月4日15時から岡崎城二の丸能楽堂でイベントがあるとFacebookで知り、馳せ参じる。 14時に出発して十分間に合うと思ったが、金山から名鉄豊川稲荷行き急行で東岡崎に着いたのは15時10分頃。急…

貨物鉄道博物館

二日酔いもないので父に誘われるまま行ってきた。 貨物鉄道博物館三岐鉄道三岐線丹生川駅そばにあり、毎月第一日曜のみ開館している。三重県まちかど博物館に認定されている。10月にナローゲージ北勢線を企画した際、三岐鉄道沿線のスポットとしてチラッと目…

ナローゲージ北勢線

先週予告した「鉄道の日」企画は、休日出勤の午後からでも行ける「阿下喜温泉往復割引乗車券(1000円)」を利用した三岐鉄道北勢線乗車プランを実行する形となった。三岐鉄道北勢線(旧近鉄阿下喜線)は日本国内でも希少となったナローゲージ(狭軌)で、近…

‘新春’18切符で訪ねる古都宮城(2)平城京

奈良市中(東大寺、奈良公園)や斑鳩地方(法隆寺)は小学校の修学旅行*1で行けるが、西の京エリアは空白地帯だった。3年前、平城京遷都1300年記念で盛り上がったのを機に、一度行きたいと思いつつ時期を逃してきた。このほど近畿日本鉄道|奈良世界遺産フリ…

‘新春’18切符で訪ねる古都宮城(1)長岡京

1,2回分残ったのを金券ショップで買うしかないかなぁ、と近鉄や名鉄の企画を模索していた。が、母と2回分共有して計4回使えば十分元取れるじゃないか、ということで何年かぶりに青春18切符を共同出資で買った。まず、2回分の使用権は東西で割ろうと思った。1…

新城・風切山

荒沢の滝週末の夜勤が響き体力的不安から、またもや納古山は延期。一遍歩いてみたかった新城に変更。豊橋で乗継1時間と朝から大乱調で、7時起床ながら11時にやっとウォーク開始の憂き目。 市内でコンビニが見つからず、庭野のローソンに寄って弁当と1袋50円…

養老鉄道と水晶の湯

養老鉄道流星群観測、温泉、避暑、そして乗り鉄の一括プランが天候不順によって崩壊し、漸く取れた2日の休日がグダグダのまま終わろうとしていた。流星観測だけ先日済ませてしまい、残りの項目を満足させようと悩みあぐねているうちに午前中まで潰してしまう…

昇竜きっぷでゆく南知多

昨年に続き、今年も名鉄の新春限定1DAYフリーきっぷ*1を利用。何まるけで記したようにきっぷの活用には悩んだ。まず離島を目指そうと考えたが、三河湾に浮かぶ3島の航路を調べたら運賃や港までのアクセスが嵩む。航路が短縮される師崎へも河和からのバス代が…

中山道―柏原と各務原

最寄り駅ホームに立つまでは高山線上麻生の納古山に登るつもりであった。標高633mの手ごろな山で明日の仕事にも響かないだろうと周到に準備していたのに、残酷な中央線の08:45発の電車は俺の目前で走り去ってしまった。出だしを逃せば09:57美濃太田発の高山…

桜通線延伸開業を早速

桜通線鳴子北駅自粛ムードの息苦しさを程よく発散。名古屋市営地下鉄桜通線の野並〜徳重間が本日開業したのに託つけて、同区間を含めて乗り遊ぶ。 15:32ナゴヤドーム前矢田よりスタート。茶屋ヶ坂で茶屋12系統に乗り換え(15:44)。終点池下より東山線(16:1…

日原渡船(塩田の渡し)

いい加減このカテゴリ名も「鉄」と「路」を隔てて表したほうがいいかもしれない。鉄道とはいえない交通システムに始まり、挙句は航路まで取り上げるのだからな。今回は、ちょうど一ヶ月前に新聞で廃止を知って憂えた県営木曽川渡船の一つを乗っておこうとい…

新春名鉄西尾線の旅

新春名鉄1DAYフリーきっぷを利用して 今回の企画は、この2500円の切符なしには始まらなかった。もともと名鉄の一日乗車券は通常3000円であり、相次ぐ廃線で枝分かれ状態になった路線をどうやって3000円も乗るのか。嘗ての2000円、否せめてJRの青空フリー切符…

伊勢鉄道ローカル巡遊と鈴鹿トライアングル

天龍企画を1ヶ月近く天候不順で延期してきたが、遠征で疲れて週明けの仕事に響くのを恐れ、ついに中止決定。予てより企画していた伊勢鉄道各駅停車を利用し沿線を楽しむプランに急遽変更した。これは青空フリーパスのフリーエリアに伊勢鉄道が含まれるように…

定光寺森林鉄道

定光寺鉄道(定鉄)といえば、私が初めてダイヤから運賃計算まで完成させた架空鉄道であるが、その仮想上の歴史も森林鉄道であった。ところが、そういう鉄道が実際にあったとはこれまで知らなかった。愛知万博をきっかけに整備された森林交流館の前には、同…