南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

NHKアナ

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 決して週刊誌などに書かれているようなスキャンダラスな話ではありません。近頃のアナウンサーって随分ひどい日本語を話すと思いませんか?特にラジオではそう思うのです。原稿を読むのにありえないような言葉が聞こえてきて、家族共々数秒後に不審な顔をしてラジオを見る日が続いています。≪お札(おふだ)を(おさつ)≫と読んだり、≪止める(やめる)を(とめる)≫と読むなど、文脈を考えれば瞬時に分かるものばかり。記者や編集部、デスクの報告とは違って、モノを読むという鍛錬を積んだ人間のすることかと疑念を隠しきれません。もしかするとNHKのアナウンサー教育が粗野になっているのではないか。近年、若者言葉を中心として日本語が乱れ、正確な日本語を話す能力が低下してきている。そこでNHK側も、このぐらいなら乱れていてもいいだろう、と教育の手を緩めているのではないか。ニュースなどというのは、人間が日頃聞く最もまともな日本語である。それがだらしないとあっては、もはや母語も何もない。結:社会変化に甘えてどうする!【2004/02/06/PM】