南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

建国記念〔の〕日特番3(ホレボレ)

Nanjai2004-02-11
 ★本日は小泉総理の靖国弁解を中心に書く予定だったのですが、建国記念の日にふさわしい出来事が相次いだため、特集を組んでみました。★
 今日に限らず、近年右翼団体の活動は随分穏やかになっていると思う。まぁ一部凶暴になっているとの指摘もあるが、街宣活動においては以前より親しみが持てるようになった気がする(私的だ)。本日見かけた街宣車3台はその最高潮だったと言ってよい。自転車を走らせている後ろからかわいい歌声が聞こえる。その歌はなんと「さくら さくら」である。しかし筆者はその音声から直感で右翼団体であると気付いた。その後歌は「ひのまる」に変わる。モシカスルト知らない人がいるかも知れないので歌詞を記載しておく。
 一、しろじにあかく ひのまるそめて
   ああうつくしい にほんのはたは
 二、あおぞらたかく ひのまるあげて
   ああうつくしい にほんのはたは
筆者は幼稚園の時によく歌わされたので熟知している。2曲とも日本を表現する歌曲である。詞・旋律ともに日本独特の美しさがある。それを日本の偉大なる祝日に紹介して街宣車を走らせるというのは、なんとも穏健的ではないか。日本人を大和精神に回帰させる契機・原動力になる。すばらしいアイデアだ。右翼という主義・主張はなんら恐ろしいものでも過激なものでもなく、こうした自然な先代文化への回帰行為に基づくものであることを万人が理解するときも、それほど遠くないだろう。結:全く仄々とする祝日であった。【2004/02/11/PM】