≪イラクで武装勢力がフィリピン人を人質に取り、同国駐留部隊の早期撤退を要求している事件で、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラは15日、武装勢力が「フィリピン部隊が7月末までに完全撤退すれば人質を解放する」との声明を出した、と伝えた。≫フィリピンやシンガポール、インドネシアなどの、国内でイスラム武装勢力が闇活動をしてしばし戦闘も発生するような国も、こうしてアメリカに協力して軍を派遣し、自国の安定を守っているわけですね。日本などは、オウム(現:アレフ)に騒がれても、アメリカは見向きもしないであろうが、国内にアルカイダ系組織がいるとなると警察国家として動かないわけにはいかないであろうからな。やはりこうした理由から、≪フィリピン政府はイラクからの早期撤退を表明し、14日には派遣部隊を51人から8人減らしたことを明らかにした。米政府は、武装勢力の要求に屈することに不快感を示している。≫というように、嫌悪の念を示しておりますね。(引用:朝日コム)
一度撤退してみてくださいよ。年金法案だって、民主党が一時的であれ、自公と組んで妥協したからこそ成立したわけですし、いつまでも押し問答繰り返して何になるんです?撤退する・しないは根本的な問題ではない。国民年金より議員年金を再考すべきであることは、多くの議員が承知済み。第一、このまま滞在した国がアメリカにどれだけ恩返しをしてもらえるか、採算取れないでしょう。自己責任ですよ、派遣も滞在も経費をアメリカが負担してくれるわけでもなし。派遣バイトも交通費は自己負担。ならば、近場の仕事が入るまで、尋ね続ける。言いたいのは、別にただ、一歩引いて自国を見つめるだけではないのです。自分の苦労とこれからのメリットを考えなさい。
結:一国一国が傲慢になりなさい。【2004/07/16/NOON】