南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

xxx.porn―国際的に危ない文字列

タイトルが思いつかなかったので、適当。

近頃嵌っているHPに、ブラック・エンペラー公式サイトというのがある。ナチスの鍵十字を模したロゴスタイルに飾られた1970年〜80年ごろの当事者の青春を語るものであって、決して暴走族という社会問題や非行問題を美化するものではない、という建前に基づいた世界である。以前にも唱えたかと思うが、南蛇井は暴走族に対して非常に親近感を覚える性質で、かの2chから興ったとされる「珍走団」の言葉に不快感と複雑な心境に陥る。気がつけばノートの隅に2輪の改造車が描かれ、地元の走り屋を見るたびに胸が熱くなるものだ。ここブラックエンペラー公式サイトを知る以前から、五番街やチーム専用掲示板などを覗いたりして面白い画像を探していたのだが、映像という点に関してはここが大変優秀である。多少目がチカチカするんだけども、80年代のCMなんかも観れたりして、社会風俗なんか研究するのにもいいかも。(視聴を希望される方は、エンペラー放送局へ)

あ、南蛇井は自分で言うのもなんだが、気持ち悪いほど真面目で成績が優秀ではないけれど、決してグレたり校内暴力や警察に補導されるに至るような人間ではない。むしろそんな人間からは変な目で見られたり、敵視されたり、あるいは引ったくりや恐喝やあらゆる暴力における対象者(被害者)の側に置かれる人間である。だが、一方でなぜ俺は加害者になれなかったのか、なぜ道を外れ切れなかったのか、非常に疑念と後悔に至ることがある。そんな不思議な葛藤の中で、俺は中高生を過ごしてきた。あいつら(不良と呼ばれる連中)とは同格になれないけれど、一般とは異質の人間を目指して、この20年を生きてきた。以前、五番街にある映像から、こんな言葉が流れてきた。「君たちは正直なんだ。根っからの正直。自分が嫌だと思うことは、抑えちゃいけないんだ。」嫌だから殴る。ウザいから殴る。世の中をちゃんと生きてる奴は、必ずどこかで自分の信念を捻じ曲げられて進んでる。自分の快感をとことん突き詰めて国道をぶっ飛ばしてる連中に対して、社会問題を訴える奴らはきっと、真っ直ぐに生きられない自分たちや世の中への当てつけなんじゃないか。俺は時々さう思う。

快感だけじゃない、伝えられる何かを、彼らは持っている。読み取るのは、外にいる人間だぜ。俺もそうかもしれない。「一般」から外に脱出しようとする俺も、おそらく分類上彼らの中にいるのかもしれない。人に迷惑をかけないから良いってもんじゃない。世の中を流れていけない奴は、みな同じようなものなんだろう。俺はこうして表現している。彼らも、上納金を取られながら、爆音を響かせている。皆はどこを見ているのだろう?

《無知科学論講座第一回実習》

対象:暴走族と交流したい方、表現を理解したい方、南蛇井に学びたい方

必要事項:心臓の強い方がよい。自分の車両に多少の傷ができても動じないこと。

場所:参加者のお住まいの地域。例えば、散歩コースやドライブコース。近所の国道交差点など。

目的:暴走行為とは、力(パワー)による表現である。パワーには、パワーで応酬する。加害者の安全を考えるのは、警察のみであることを彼らに伝える。彼らもそれを承知で活動しているのだから、彼らの存在の尊重とは即ち、交差点が交差点であることの意味を教えることである。

実習方法:
信号無視をする車両に対して、毅然とした態度で進む。歩行者の場合、ある程度の遠慮は許されるが、自転車または自家用車で実習を行う場合には、減速、警笛やブレーキ音、ハザードランプは一切不要。接触は、名誉の負傷と考えること。

備考:実習を行使された方には、速やかに本講座最優秀合格点を付与する。


〔後日注:これは南蛇井総本気が無知科学論講座と称していた時期、講義として書いたものである。趣旨としては概ね現行の「ほんねとーく」に繋がってゆくものと考えられるので同カテゴリに含める。〕