南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

仮想新聞シリーズ2:万博会場に暴《漢》?

 17日午前10時頃、愛智万博永久手会場内で、関東地方から見学に来ていた男女5人が、人民服とチャイナドレスを纏った二人組の暴漢に襲われ、弁当やグローバルハウス入館整理券などを奪われる事件があった。愛智県警永久手署万博会場支所の調べによると、被害に遭ったのは東京都や埼玉県などに住む、いずれも50歳代の男女5人で、グローバルハウスへの入館整理券を入手し、長蛇の列を離れた直後にどこからとも無く現れた二人組に襲われたという。県警は、現場付近のトイレにスタッフパスポートと弁当の空き箱が落ちていたことから、アルバイトスタッフ等による犯行の可能性が高いと見て、目撃情報などから捜査を進めた。
 その結果、翌日になって、17日午後のスポットイベントでアルバイトスタッフとして入っていた、22歳と21歳の男を恐喝・強奪および暴力行為の疑いで逮捕した。逮捕されたのは、いずれも那古屋市内に住む、フリーター赤石憲二郎容疑者(22)と私立大学生藤枝正俊容疑者(21)。二人は調べに対し、「反日デモを装って脅かしてやろうと思った。衣装は、アルバイトでスーツが必要だったので、一緒にバッグに入れてきた。弁当はアルバイト仲間と食べ、整理券はスタッフを装って他の入場客に配布した。」などと供述している。