南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

高速増殖露もんじゃ

明治・大正期に流行った言葉。「もんじゃ」とは、何かよく分からないものを指す。即ちXとかYとか少年AのAに当るような語。当時シベリアなどから渡ってきたロシア人の赤化政策による、プロレタリアートの反動を恐れた実業団や都市庶民の間で流行。日本で密かに増殖する共産主義者とその根源である露助(卑語)への不安と恐怖をあらわす。詳しくは、小林多喜二/著『蟹工船』をどうぞ。