南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

てんねん

昨日名鉄車内でミカンを食っていたら、向かいで熱心にメールを打ち続けていた女子高生が突然顔を上げ、隣の友人に「ねぇ、ミカンの匂いがしない?」。以下、爆笑。

さて、今日の学生版オフィスアワーは、3名が参加してくれました。月曜日を担当していたクラスメイトからは、「一人も来ないよ」との報告を受けていたので、大変喜ばしい事実です。ただし現実的なことを申し上げますと、昨年第一次選考で我がT教授を選択したのは4名。第二次で1人増加(だったけな)。そして、数々の選考と編入を行って、最終的に今年の3年次は7名だったのです。要するに第一志望者は約半数で、あとはプータローかどっかに所属すればいいや、といういい加減なものだったわけで、今回もそういう選択肢として見られるとなると、いくら教授閣下が「人数少ないほうが良い」などとノタマっても質が落ちるんじゃないかと。
それで、環境系のM崎教授とか社会学系のM戸教授とか、その系統を研究したい学生なら一度は憧れるゼミなんぞは、定員の1.5〜2倍も集まって、難関の科挙みたいになってしまうんだけれど、実は我がT教授のゼミが東アジア政治・国際関係という表向きの専門を逸脱するような多様なテーマが許可されているということは、面接に行った者ですら意外に知らない。だから面接に行くときは、確かに一人で行くと不安で時間が間違っていないかとか、アポは要るんだったか、とか神経に良くないけれども、結果を良くする為には一人で乗り込んであるテーマに対する自分の熱意を滔々と語りあげることが大切で、それは決してまだ卒論弁舌じゃないんだからあらゆる教授からの突込みがあったり、考え方が変わったり、あるいは横道に逸れすぎちゃってもいいわけよ。あっきらかに専門性が強いゼミで即効面接に行くと、ソレ違う、ってにべもなく退けられるかも知れない。それよりは、少し幅広めで、何でもやれそうな所に相談しに行く雰囲気で当ってみるのも良い。相手は何人もの学生を既に指導しているんだから、方向性を読み取って別のゼミを紹介してくれるかもしれない。何も就職試験じゃないんだから、こんなゼミで採用してもらわなくても良い、という覚悟が大事だ。決めるのは自分なんだからな。と、いうようなことをこんな詰まらぬ本家で弁舌している俺は何だ?