南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

大阪でなく台湾

しばらくメッセで台湾朋友と話した。修理PCが返ってきたら、台湾旅行について相談しようと思っていたのだが、かなり収穫があった。
まず、1週間で台北周辺は充分すぎるということ。やはりもっと動けるし、動いたほうがいいらしい。驚いたのは、台湾の移動手段でベストは車だそうだ。もちろん日本人は無理だから鉄道利用になるが、台湾てそれほど大きくないし、鉄道もかなり整備されているから車より有効だと思ったので意外。彼は花蓮を勧めてくれた。台湾の北海道だという。こっちも大まかな計画で、花蓮に行けたらと思っていたので、これは当たりだ。これで無事にアミ族文化村に行けるぞ。文化人類学万歳!
と思ったら、今度は日程で引っかかった。わしは、現地の春節の混雑を避けて3月の、中国語検定受験日26日より間を置いた上旬ごろと決めていた。ところが、彼はわしを花蓮に案内したいというものの、1月頃から4月頃まで兵役なのだ。4月では大学が始まっているし、1月はまだ期末試験とレポートに追われていることだろう。残念ながら都合が悪い。ところで、春節の期間は兵役も休暇になる。それで、春節真っ只中に来て欲しいと催促された。
あぢゃ〜。準備期間が足りないよ。期末試験の終わるのは1月31日の予定。仮に期間が早まっても、直前準備を含めて1週間は欲しい。だから出発は2月5〜7日。彼の休暇は11日までだそうだから、即行花蓮ゆきだ。そして後半に台北、九份、基隆を観ていきたい。と考えると、まぁ突然投げかけられた日程だが、案外行けるかも知れない。彼は台湾の寒さは日本より凄いと言うが、なんつっても雪の降る高野山より遥かに西南の方角にあるのだから、3月よりも有効な避寒になるし、これで行ってみてもいいかな。
さて、ガイドブックを穿ってみたら、旧正月の元旦が1月29日で、ここから三ヶ日はいわゆる祝日だ。そして2週間あまり後の2月12日に元宵節というのがあって、これで正月気分はお終いとなるらしい。日本ではクリスマスから騒いで、新年明けるとせいぜい4日くらいまでで、職場に帰ってしまう。昨夜彼が「12日くらいまで混雑は残る」ようなことを言っていたので、なるほど、これは厄介だと思った。何せ、たとえば7日に台北に着いて3日ほど花蓮に行くとする。帰ってくると、台北では元宵節を期にランタンフェスティバルが行われている。これでは観光どころじゃない。ところが、
アジアの旧正月を楽しもうというのを見つけた。
ナニナニ、元宵節辺りが狙い目? そうか、そういう手があったか。三が日から7日も過ぎれば騒がしさはだいぶ薄くなっているだろう。やはり行けるかも。