南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

懐かしい文章

今日の中検の第4問、中文読解で、昔小学校の道徳の教科書に載っていた話に良く似ているのに気づいた。
あれは確か「ブレッドレーの請求書」とかいう題で、同名の少女が、日頃母親からやらされている家事の手伝いに不満をもち、小遣いを請求する。ある日の朝、食卓に小遣いの入った封筒と手紙が置かれていて、それは母からの請求書でもあった。内容は、これまで大切に育ててきた費用0円、食事をつくった費用0円のように、延々と0円が並べられているもの。これを読んだ彼女は、自分が我がままで、母親の愛情に気づいていなかったことを悟る。
今日の中文は、はじめに、母親が病気になって、その間数日家事をせざるを得なくなったために、治った後小遣いを請求するところ以外は、上記の話とまったく瓜二つだった。出典とかみてみたいな。