南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

質問の詳細

あれは、およそ15年以上前、私が幼稚園の頃だった。もちろん記憶にない。記憶にないものを記憶らしくしてくれるのは、今は亡き祖父が撮ってくれた当時のビデオだけだ。祖父はよく、私が幼い頃の家族旅行などをビデオに収めておいてくれた。近年新しい機器が次々に登場し、今ではそれらを再生することもなかなか困難になってきたが、いつまでも一家の財産だ。
 そんなビデオのひとつに、問題の音声は入っている。はじめに述べたように、時は約15〜20年前。場所は静岡県、大井川鉄道の起点、金谷駅。汽笛が鳴り響く中、我々は初めてのSLに乗り込む前に、機関車を眺めたりして発車を待っていた。ホームにはかなり大勢の人が集まって、下手すれば迷子になりそうな状況だった(映像より)。
 金谷駅は起点だから、車止めがある。問題の声は、それを見て歌われたものらしい。“いっきどぉまりー うーれしーな いっきどぉまぁりがあぁるよ おっおー” ビデオには声しか入っていない。歌ったらしい少年の姿はどこにもないのである。声から推定するに、年のころは7−10歳。小学校の低学年から中学年、あるいはまだ二次性徴の来ていない男の子。両親も、当時の私より3,4歳年上だろう、と見ている。
 この、あまりに軽快で流暢な声は、その後何度もこのシーンを見るたびに、家族で話題となり議論になる。―あれは彼の即興だ。いや元の歌があるに違いない。そうでなければ、あんな滑らかに歌えるものか。音楽の天才かも。いまや歌手では?―などなど。
もう20年近く、憶測のみが飛び交っているのである。はてなは解決してくれるだろうか。ヒントをくれるだろうか。私は音痴なので、音階に変換できませんが、何かピンと来るものがあった方は是非是非ご回答ください。
質問文にも示したとおり、条件は3つ。
① 今から15年以上は昔に流行ったらしい曲(15年前には世に出ていないとおかしいということ)。【必須条件】
② 小学生程度でも親しめる曲。CMで使われていたとか、「みんなの歌」、マンガ・アニメの曲など。
③ とにかく明るいメロディであること。
何かの替え歌だったかもしれないので、歌詞に拘らず、音だけで考えてくださったほうが賢明です。音階は分かりませんが、音の長短だけはかなり忠実に示しているつもりです。どなたか蜘蛛の糸を垂らしてくださいな。