南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

斉藤氏、全国統一

六角、三好、細川京兆、北条に次いで5番目に全国統一を果たした。斉藤というのは、美濃国を本拠とする大名で、斉藤道三といえば結構有名だ。ところがこのゲームの中ではかなり特殊な存在で、うまく扱わないと数年で求心力を失ってしまう。それでよく失敗した。何が特殊かというと、まず初期設定段階で城数が1、武将が道三一人っきり。これが当主の武勇6、政治8、智謀10(各最大値10、最小値1)という力で、土岐斉藤家など4,5の大名を臣従させている設定なのだ。この構造が崩壊してしまうと統一の夢はついえるわけだが、少しでも戦闘が劣勢になると崩れる。しかも、城数を上げないと織田家などから従属の催促があり、必死に拒否しなければならない。東北版や琉球版は別として、全国統一版で城1武将1から始めて制覇を成し遂げた例はない。まぁ随分感服した。成功の秘訣はといえば、そうだな、早くから隣国信州の武田家に対して優位だったことだな。武田はいわずと知れた信玄が智謀9で際立っているが、これに臆することなく攻め進んだことが求心力維持につながったと思う。
今回は終盤が結構面白かった。終盤はたいてい東国対西国の強大化した大名による二極のにらみ合いが成立する。西国は大内氏が立ってきたが、この大内というのも初期では城数2で、10あまりの大名を従えている不安定な奴なのだ。さらに各戦闘を経て、毛利元就(智謀10)を当主に擁立しており、まったく似たもの同士であった。ちなみにこのゲームで智謀10という武将は道三と元就の2人だけである。妙なめぐり合わせであった。元就は戦況が劣勢になるとすぐ病死するタイプなので(研究済み)、この自滅を待って猛攻をかけた。やはり優秀な人材を関西圏で集めておいた側が優位。
まだまだ暇をみては、新たな成功例を作っていきたい。特に今注目しているのは、大内に臣従していた陶家を独立させたもので、全国2位に上がったところで飽きが来て停まっているが、これを進めたいところ。つぅかこの研究、かれこれ4年近くやってるよな。飽きないよなぁ。