南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

大丈夫か、河南省

北京や沿岸部都市への出稼ぎ労働者(民工)が多い省らしいし、21世紀の奴隷工場がすぐ隣の省だし、なんとなく不安をそそる。それもそれで現実だから、正面から受け止めるのが筋だとは思う。そういうものを表面的に、外部から見て、不安、恐怖、軽蔑、攻撃に移すから、ろくでもない関係ができるのだ。これが昨日の日本だったら、でかいことが言えるだろうか考えてみたまえ。
というのが自説であっても、やっぱり親などは不安なのだろうから、せめて外国人立入禁止区域に侵入して公安のお世話にだけはならないようにしないといけない。結構挑んでみたい気持ちは多々あるのだが。ただ、大学のような学術機関というのは陸の孤島で、貧困地域にあっても国のお世話が行き届いていて、周辺とはまったく異なる環境になっていて、自国とさほど変わらないな、というような盲目的錯覚に陥る恐れがあるので、やはり何か犯しても外に出たほうがいいと思う。意図的に悪いことしなければ、本物を見せてくれるかもしれないじゃないか、という期待はある。
ひそかに、反日デモ等に遭遇してみたい好奇心がある。煽るんじゃないよ、君。