南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

健康診断(off)

国立名古屋病院へ、留学ビザ取得のための健康診断に行ってきた。体格、視力・聴力、心電図、レントゲン、血液検査、尿検査。採血では4種類も取られた。海外へ出るとなると、宇宙へ行くぐらい精密で神経質になるのか。なんだか大人になると、針の痛みがサッパリ感じなくなることに改めて気づいた。これは医療技術の向上なのだろうか。検査結果は最速で10日にしか受け取れない。内科問診もその際に行う。レントゲン写真は、オリジナルを中国へ自分で持参しないといけない。今日撮影してから、血液・尿検査や会計の間持ち歩いたが、随分邪魔くさかった。カバンにも簡単に収まるような大きさではない。参った参った。心電図は静養時のものしか取らなかった。実は、負荷時に弱冠異常があり、一時期定期健診を受けていた南蛇井である。激しい運動をした際に何か出るかもしれない、という不安は長年あるが、一度も死に瀕した事はないので普段は蓋をしている。
さて、この病院だが、書きやすかったので国立名古屋病院と記したが、現在は独立行政法人名古屋医療センターが正式名である。幼い頃病弱だった私は、この病院も通院したことがある(らしい)。新装した名城病院と比べると、なんとも古臭くて、所々改装したりバリアフリー化した部分が見受けられて、まだら模様である。幼い頃、待合席で不安を抱えながら眺めた記憶のある、各科を結んでカルテ等を運ぶ天井隅のレールウェイはまだまだ健在であった。当時は最新のシステムだったそうだが、いまでは院内ネットなどが普及して無用の長物になりつつある。そうか、あの記憶はこの病院だったのか、と思いつつ、たまにチラホラ通るだけの運搬箱をあらためて眺めていて気づいた。なんとこのレールウェイ、全線複線である。ちゃんと各科の間で行き違いが出来るのだ。勿論随時需要が出るのだから、運行ダイヤなどはないと思う。全便不定期である。まぁ単線にはしてもいいけど、廃線にするならファンに告げて欲しい、とかなんとか。