南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

発掘調査ではない

キャンパス内でアスファルトを剥がしている人々がいる。なんだか中高時代に参加した発掘調査を思い出すのだが、決して遊びでも調査でもない。れっきとした舗装工事なのであって、とても日本との落差を感じる。まさに鑿と鎚で数センチずつ削っているのである。しかも皆民工なのであろう。
宿舎の隣にレンガ工場がある。と思ったのは着いた当日で、今は新校舎の建設現場だと理解している。そう、レンガを積んで建設しているのである。なんと耐震性の無知なことか。一応柱はコンクリで屋根の骨組は鉄筋だけども、レンガを積んでそれをコンクリで塗り固めているところなんぞ、うわぁと思ったりする。みんな手作業。いかにもガソリンを爆発させて稼動していると感じるようなエンジンの工事用車両が、かろうじて機械である。たまにKOMATSUなんて書いたのを見る。誇りに思う(謎。あと2週間もあれば内装に入る感じである。
今日はまたかなり出費させられた。もう手持ちが三元しかなくて、友人から百元借りた。こっちでは基本的に大きな金が動くことであっても、予告がない。突然呼び出されて請求される。今日はパスポートも取られちゃったので(居留許可手続きの為)、両替ができない。両替にはパスポートと同コピーを必要とする。明日まで3元ということなのだが、今日は開封大学の方と会食が予定されているので、金要りである。仕方なくお借りした。どうもストレスがたまる。
中級の二班はやはり厳しい。リーディングの授業など付いていけない。後は慢慢でなんとかなるのだが。授業の話はまた後日。今日はゲームをしたい。