南蛇井総本気

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

オレンジャー

開封の町でしばしば見かける、街の清掃や交通整理をしている人々。皆一様にオレンジのジャケットと帽子を纏っているのでこう称する。おかげさまで中国にしては割と綺麗な街を歩くことができる。食ったらその場でぽとりと捨てる、家庭で出たゴミは家屋の外に放れば良しが当たり前の世界だもの。誰かが動かなければ始まらない。たぶん市政府が民工や近郊の住民を安い金で雇っているのじゃないかな。おじちゃんおばちゃんが多い。附近程度なら道も教えてくれる。オレンジャーとともに大事なのが、廃ペットボトルを集めるおばさんで、彼女に飲み終わったボトルを渡すと本当に有難そうな顔をしてくれる。分別の観念がないこの国では大切な存在だ。
交通についていえば、信号は、ある。日本の7,8割程度は存在する。稼動はしているが機能はしていない。もうわしも慣れた。日本ではやってはいけないし、やったらすぐ死ねるようなことでも、今は気楽にやっている。大きな交差点では歩行者は信号を守らないといけない(一応)。自転車や三輪、原付は基本的に無視ってもよい。自動車は右折(日本の場合左折ね)は無視OK、直進と左折は厳守。小さな交差点では、信号は自動車のためにしかないと思っていい。自動車でも歩行者が少なければ突っ込んでくる。特に高級車であるほど突っ込む確率が高い。中央分離帯はあっても無効で、好きなように追越が可能。逆走同然で追越が盛んになされる。この辺も高級車のほうが盛んで怖い。バス同士でも追い越しをするから肝が冷える。道路の横断は死なない自信と根性があればどこでも可。クラクションに動じてはならない。どんな追い越し野郎でもど真ん中に立ち止まった横断者には気を使ってくれるから、まず真ん中まで頑張って渡る。あと怖いのが、夜間、ほとんどの車両がライトを点けないこと。特に原付がひどい。原付には電動が多いから、音も光もなく近づいてきて互いにビックリしたり。車両は電動でもガソリンでも蒸気でも走ってそうなほど多彩である。とにかく動くものは何でも道を行く。すべてが我が物顔である。
車のメーカーで多いのは、一位がフォルクスワーゲンで以下シトロエン、ホンダと続く。日本車ではホンダ、スズキ、日産あたりでトヨタは滅多に見ない。韓国車も割りと多い。