南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

雑記帳交通論11:郑州見学のまとめ

またトロリーに乗れなかったぞ。地図も買えなかったぞ。鉄道時刻表も売ってなかったぞ。
ただ、开封よりはまだ歩行者に優しい整備がなされている。その反面、マイカー野郎の横暴も激しい。开封ではタクシーのほうが多いが、郑州はマイカーのほうがやや多い。車道上は交通整理をしっかりやって(日本ほどじゃないけど)棲み分けが出来ているが、歩道上まで手が回らないらしい。これをいいことに駐車のひどいこと、开封に劣らない。まぁ日本でも取締りの甘いところは少なくないけども。
それから路線バスの整理。北京・上海・台北でもそうだが、路線数の多いことが必ずしも方便とは言えない。公交だけで一冊本が出来るほどというのは、単に複雑すぎるからだけなのだ。北京などは地下鉄など新交通システムが発達しているのだから、それを軸に毛細的市バスの整頓が済んでなければならない。おそらく郑州も近々、地下鉄建設の話が出ることだろう。二七塔や郑州站付近では、中国の技術力であの混雑の中工事ができるだろうか。まずトロリーで地下鉄路線の模型をつくり、それを幹に市バス路線を整頓した上で、乗降客の動向を研究して確定させる。それからトロリーを地下に移しても遅くないし、しばらくはレールいらないし。頼むよ、日産。