南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

开封延庆观

河南大学からのアクセスはあまり便利ではない。この時はまだ28路が西司广场*1を終着としていたため、助かっていた。*2开封に観光で訪れた場合は逆に方便で、鉄道駅、龙亭景区から1路、相国寺・包公祠からは16路でアクセスできる。
まぁ便利さはともかく、延庆观は全国有数の道教寺院である。といってしまえば、解説は尽きてしまう。开封でもどこでも寺院といえば仏教なので、道教寺院というのは珍しい。同じ赤を基調としたカラフルな建築だが、その様式には独特の味がある。玉皇阁(メインの楼閣)だけでなく、三清殿(道教における玉清、上清、太清三清境を祀る)*3投げ銭を鐘に当てる一角(呼称不明)など、道教ならではの信仰の場を見ることができる。三清殿の左右両脇には算卦(占い)のコーナーがあり、加銭しないと覗けないようだ。因みに入場料は35元。

リキシャで見学に来た欧州人が、解説員に「お前の国にはこういうのはあるか?」と尋ねられて戸惑っていた。

(map:开封延庆观)

*1:実際は西司广场が工事中なので、包公湖の北隅、淮河医院東側に停留していた。そこから徒歩5分程度

*2:写真撮影の際(10月16日)は包公祠とつなぎで行った。

*3:10月16日再観の際は、中の写真を撮らせてもらえなかった。