南蛇井総本氣

南蛇井にとらわれた言語的表現の場

紛争地帯で犠牲になる数多の民間人を差し置いて、

邦人ジャーナリスト一人に「死ぬな」とは言えんでしょう。英雄視しても非難しても悲観してもいけない。議論自体があってはならない。強いていえば、映像だけが我々に届き、死という事実も物的証拠も現場限りで埋没するのが良かった。身分が何であれ、政府軍・自由シリア軍・紛争巻き込まれる人々のいずれかに属した者の死は全て紛争地帯において処理されるものと認識が必要だ。だからといって、紛争を黙認しろとは言わない。その一つの死を悼み尊ぶことすらできないほど膨大で残酷的な「犠牲」の意味をマクロに考えることが大事だ。
と、南蛇井がごちゃごちゃ言ってるのに新聞の1面はもうこの事件を取り上げない。わしよりよっぽど淡白だ。